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クアルコムのAP「スナップドラゴン810」発熱問題なし


クアルコムは最近、発熱論難に包まれた自社のアプリケーションプロセッサ(AP)「スナップドラゴン810(Snapdragon 810)」と関連して、パフォーマンスには問題がないという公式の立場を明らかにした。しかし、サムスン電子との決別説を間接的に認める発言も行って注目される。

クアルコムのアレックス・カトウジャン上級副社長は29日、クアルコム・コリアを通じて「スナップドラゴン810プロセッサーは優れた性能を出しており、製品の出荷を始めてから既に60種をこえる製品に搭載された」と述べた。クアルコムはスナップドラゴン810を世界で初めて搭載したLG電子のカーブドスマートフォン「G Flex 2」に主に言及して、当該の製品に何らの瑕疵はないと強調した。

最近、サムスン電子はGALAXY S6で発熱問題が提起され、スナップドラゴン810を使わないことにしたという報道が相次いで出てきており、逆にLG電子に火の粉がかかる状況を考慮した措置と解釈される。

クアルコムは、韓国時間でこの日に開かれた2015会計年度第1四半期の業績発表で、今後の業績見通しについて説明しながら、サムスンとの決別説を認めるような発言を行って注目されている。

クアルコムは純利益と売上高の見通しを下方調整しつつ、「われわれの最大の顧客社が最新のフラッグシップスマートフォンに、スナップドラゴン810プロセッサーを搭載しないだろうという展望まで反映したもの」だと明らかにした。
  • 毎日経済_イ・ギョンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-29 17:28:52




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