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LGディスプレイ、中国の仙視電子にLCD供給…商業ディスプレイ成果出せるか


LGディスプレイ(LGD)は中国の商業ディスプレイリーダーの仙視電子有限公司に、自社のLCDパネルを供給することにした。

外信と業界によると2日、LGDは仙視電子にLGDのLCD技術と製品などを提供する内容を骨子とした覚書(MOU)を最近、締結したことが確認された。具体的には、LGDは自社の差別化された技術を適用したIPS LCDパネルを仙視電子に供給することになり、仙視電子はこれを土台に不足していた技術を補完するという戦略だ。LGDが提供するIPS LCDパネルは、仙視電子のデジタル看板と電子黒板などに使用される予定だ。

仙視電子のワンポン総経理はMOUを結ぶ席で、「LGDは数多くの特許を保有しているグローバル企業で、学ぶことが多い」と評価し、「LGDと協力して、仙視電子は今後の商用ディスプレイ分野をリードしていけるように努力する」と語ったと伝えられた。

最近、フィリップスの商業用ディスプレイに対する中国地域の販売権を取得した仙視電子は今回、LGDと協力関係を結ぶことによって、中国の商業ディスプレイ市場を攻略するところに加速度を加えることができるようになったと、業界関係者は分析する。

商業ディスプレイは、LGDが次世代の主力事業として注目している分野だ。84インチ電子黒板用の超高画質(UHD)パネルは、「CES 2015」で観覧客の視線を捕らえることもした。電子黒板は筆記はもちろん、写真や動画コンテンツなどを活用できる教育用ディスプレイだ。

透明ディスプレイもLGDの新しい主力事業だ。LGDの透明ディスプレイは、トルコや東ヨーロッパ地域のデパートのショーウィンドーケースに使用されており、世界的な主要な飲料企業の商業冷蔵庫の前面ドア部分にも装着された。

複数のディスプレイを合わせて一つの映像を表示するビデオウォール(Video Wall)もLGDの戦略商品だ。

LGDは世界で最も狭い幅3.5ミリのベゼルを持つ、55インチビデオウォールを量産している。LGDの関係者は、「公共の場での情報と広告を提供するために使用するコマーシャルディスプレイ市場が拡大すると予想され、ビデオウォールの需要も増えると予想される」とし、「ビデオウォールは空港やショッピングモールなどはもちろん、警察署と空港の状況管制室などの安全・災害関連機関でも活用されている」と説明した。
  • 毎日経済_ユン・ウォンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-02 17:30:03




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