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意匠登録、お金が越えられない壁… 高くてできない

デザイン権(意匠権) 

  • 意匠登録、お金が越えられない壁… 高くてできない
昨日23日、特許庁は韓国知識財産センターで、韓国デザイン振興院、ソウルデザイン財団とともに「デザイン3.0-デザイン保護と公正取引」を主題に共同カンファレンスを開催した。

実状、韓国デザイン振興院側が、去る2012デザイン専門会社の被害実態を調査した結果、148社のデザイン専門会社のうち67%が不公正取引による被害を経験し、去る2013年の間、平均2.3回の被害を経験したとあらわした。そのうえ、その被害額もやはり2,000万ウォンから1億ウォン相当が61%で最も多く、48%の会社は知識財産権の被害を経験したことがある。

問題は、55%のデザイン専門会社が被害を発生しても、クライアントとの関係性のために被害を甘受しているということだ。これは、業者が事前に意匠登録を施行しないからだが、意匠権に対する認識が不足し、過程及び手順の複雑性にあらかじめあきらめるか、または出願及び登録準備の不備が意匠登録未施行の理由だ。

とくに、韓国デザイン振興院のキム・ウォンジュン部長は「実状、費用的な問題が意匠登録未施行の大きな理由だ。弁理士に最初の意匠出願を頼むと最小50~70万ウォンを出さなければならない。そのうえ、出願に成功し登録をするようになると、40万ウォン程度を追加支払い、平均90万ウォン程度が意匠登録にかかる」と説明した。

実際にサムスン電子は、特許出願及び意匠登録費用として毎年平均1000万ウォン程度を投資していると知られ、意匠登録が費用的にかなり負担な部分であることを示唆する。これにキム・ウォンジュン部長は、意匠登録に伴う費用的な問題を最小化するため「自身がつくったデザインが先立って開発されたものなのか細かく確認する習慣が必要だ」と伝えた。

しかし、このような方式が意匠登録を阻む実質的な理由をなくすには十分でないのが事実だ。よって、2014年にはより国家的な次元で関連業界に意匠登録の必要性を知らせる必要があり、手順に従う複雑性を簡素化、費用的な問題を解決する実方案を提示する必要がある。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者/写真=photopark.com
  • 入力 2014-01-24 10:37:07




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