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現代グロービス、卓球への愛が成し遂げた1億ドルの海上運送契約

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  • 現代グロービス、卓球への愛が成し遂げた1億ドルの海上運送契約
現代グロービスの「卓球営業」が中東の海運物流市場への進出を導いた。現代グロービスは、カタールの国営鉱物資源会社(Qatar Primary Materials Company、以下QPMC)と1億ドル(約1100億ウォン)規模の骨材の長期海上運送契約を結んだと6日に明らかにした。

現代グロービスが、今回の契約を成功させることができた理由は、QPMCのエイサ・アル=ハンマーディー(Al-Hammadi Eisa)社長の卓球愛のおかげだ。アル=ハンマーディー社長は、1986年のソウルアジア大会にカタール代表卓球選手として参加するほど卓球の実力が優れている。ちょうど、今回の契約を陣頭指揮した現代グロービス海運事業本部のキム・ジンオク本部長も他に引けを取らないほどの卓球狂だ。

アル=ハンマーディー社長とキム本部長は、会うたびに卓球の話をしながら親しくなり、このような親交は現代グロービスが契約を獲得するのに決定的な役割を果たした。アル=ハンマーディー社長とキム本部長はこの日、ソウルリッツカールトンホテルで開かれた契約の署名式が終わった後、その場で卓球の試合を繰り広げたりもした。QPMCは、2022年カタールワールドカップ関連の建設事業推進に向けて、カタール政府が設立した国営企業だ。

今回の契約で現代グロービスは、今後2年間、合計1200万トンの骨材を船舶でアラブ首長国連邦からカタールへ独占運送することになる。現代グロービスが輸送する骨材1200万トンは、カタール政府が2年間必要とする全体の輸入量の全てだ。カタール政府は輸入した骨材を現地の建設会社に供給して2022年に開催されるワールドカップ競技場の建設とインフラストラクチャ(infrastructure)の構築に使用する計画だ。

現代グロービスのキム・ギョンベ社長は「今回の契約で、中東の物流市場に現代グロービスの海運競争力を知らせることができる契機になった」と述べた。
  • 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-07 04:01:04




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