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公正取引委員会、KT&Gのタバコ事業独占に制裁


  • 公正取引委員会、KT&Gのタバコ事業独占に制裁
タバコの値上げで消費者の不満が高まる中、公正取引委員会がKT&Gの不公正なタバコの販売行為に対して制裁を与え関心が集まっている。

公正取引委員会は、(株)KT&Gの不公正な経済活動に対して是正命令と合計25億ウォン規模の課徴金を課した。

KT&Gはコンビニに対して競争事業者の製品陳列割合を制限し、高速道路のサービスエリアなどで自社製品のみ扱うように利益を提供し、量販店などを対象に自社製品のみを扱うかどうかにより割引率の差を作ったり、コンビニなど一般小売店で競合他社の製品の販売が減少するたびに箱当たりの定額補償金を支給するプログラムを運営して不当に顧客を誘引してきた。

公正取引委員会側によると、KT&Gは大手8社のコンビニ加盟本部とコンビニ内で自社製品が全体の60~75%以上を占めるよう契約を締結して競争事業者の製品の陳列割合を25~40%に制限した。

これついて公正取引委員会は、このような行為をしないことを要求する「今後禁止命令」、このような行為事実における取引相手であるコンビニエンスストア加盟本部、高速道路サービスエリアなど事業者、量販店、大型スーパーマーケットなどに「法違反事実通知命令」、競争事業者の陳列割合を制限する「契約条項の変更命令」、競合他社製品を扱わないようにした「裏面契約削除命令」などの是正命令を下した。また、4つの違反行為に対して総数25億ウォン規模の課徴金を課した。

公正取引委員会は、タバコ市場のように制度的には排他的な構造を廃止して、競争を導入したにもかかわらず、実質的な競争システムが動作していない市場での競争制限行為と不公正取引行為について厳重に対応する方針だ。
  • シックニュース ハン・スクイン記者/写真=リュ・ジュンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-16 16:33:28




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