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新しい消費者「6大ブルーシューマー(Bluesumer)」を捕まえろ!


景気回復が遅くなり、消費者は財布を閉じている。これに対し、企業は消費者の財布をどうにか開くため、様々なプロモーションを準備している。

統計庁もその一環として、去る2007年から様々な分野の統計分析を通じて競争がない市場の新しい消費者を意味する「ブルーシューマー(Bluesumer)」を捜し出して提示している。今年新しく浮上している消費主体を調べて、これらを通じて注目されている産業はどんなものか見てみよう。

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◆ オンラインの過去が恐ろしい…過去消しゴム族

コンピューターとインターネット普及率が高くなりながら生活は一層便利になったが、個人情報侵害、不法虚偽情報流布などの問題点も発生した。統計庁によると、インターネット振興院の「個人情報侵害相談件数」は、2010年54,832件から2013年177,736件に224%増加したことが分かった。

それだけでなく、自分が利用していたサイトに残っているコンテンツも問題になっている。長時間特定サイトに接続せず、自分が上げた書き込みや写真が無防備状態で露出されているのだ。このような者のためIT業界では、一定時間が過ぎると自動で掲示物が削除されるシステムを用意している。それ以外に米国では故人になった者の書き込みを消して整理してくれる「オンライン相助会社」や「デジタル葬礼式」が人気を呼んでいる。

◆ ウェディングプア族は去り…スモールウェディング族

女性家族部の「2010年第2次家族実態調査」によると、結婚費用で男性は平均8,078万ウォン、女性は2,936万ウォンを使うと明らかにされた。2013年韓国消費者院が、結婚当事者と婚主1,000人を対象にしたアンケート調査結果でも、住宅準備費用を除いた1人当たり平均結婚費用が5,198万ウォンであることをあらわした。

このような結婚費用の泡を除くため登場したのがまさに「スモールウェディング族」だ。賀客招待を最小化し、教会の庭園や家で結婚式を挙げて司婚者のない簡素な結婚をするものだ。

◆ 母親も女性だ…花よりお姉さん

景気低迷に消費者が財布を閉めているが、自分が価値があると考えるものには投資を惜しまない価値型消費が注目を受けている。その中心には「ルビー族」、「ゴールドクイーン」と呼ばれる40~50代の女性たちがいる。彼女らは美しさと若さのために投資を惜しまない消費者だ。

実際、ファッション業界でも40~50代の女性をターゲットにした製品を多数披露しており、外食業界も午前時間が余裕のある中年女性のための多様なイベントを進行している。

◆ 離れていても大丈夫…新彦星と織姫

統計庁の「2010年人口住宅総調査」資料によると、2010年基準で他の地域に家族がいる世帯は245万1000世帯で、全体世帯(1,773万9,000世帯)の14.1%に達する。「2012年社会調査」によると、配偶者と別途に暮らしている理由を問う質問に「職場のため」だと応答した比率が2010年67.5%から2012年には72.3%に増加した。

このように、最近では結婚したが配偶者と離れて暮らす「キロギ世帯」が増えている。これに小型住居形態である「コクーンハウス」が注目を受け、一人で住む人のための生活家電の需要も大きく増えている。

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◆ ポピーも私たちの家族…伴侶族

統計庁によると、全体世帯のうち1人世帯比重が2012年時点で25.3%に達した。統計庁は、この傾向が継続し2025年には三つに一つ(31.3%)は1人世帯がなると展望している。一人で暮らす人が増えながら、同時に伴侶動物の数字も大きく増えた。

韓国ペット産業協会と国立獣医科学検疫院の2010年資料によると、韓国のペットビジネス市場は4~5兆ウォンに達すると推定されている。最近では、伴侶動物を対象にする用品とサービスがますます差別化、高級化される傾向をみせており、ペットビジネス市場も一層細分化され、大きな産業に発展する展望だ。

◆ 消費にも社会的責任あり…配慮消費者

保険研究院が去る2012年実施した「国内消費者のCSR関連認識調査」によると「商品購入時、全ての条件が同一である時、社会的責任をよく履行した企業の製品を購入するほうか?」という質問に、応答者の85.9%が「そうだ」と回答をしたことがあらわれた。

これに最近、社会に寄与できる公益的目的を追求しながら営利活動をする社会的企業が続いて成長しており、これら企業の製品を求める消費者も増えている。米国のあるトレンド分析研究機関は、罪責感をあまり感じない消費が新しいトレンドとして浮かび上がっていると発表したりもした。
  • MKファッション_イ・イェウォン記者/写真=photopark.com
  • 入力 2014-01-27 15:59:35




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