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現代自動車、「オールニュー・ツーソン」で小型SUV市場に加勢


  • 現代自動車、「オールニュー・ツーソン」で小型SUV市場に加勢
  • < 17日に公開されたオールニュー・ツーソン、強靭な印象と都市的な美しさが調和を成している >

現代自動車の『オールニュー・ツーソン』がついに姿を現した。需要が爆発的に増加している小型スポーツユーティリティ車両(SUV)市場で競争するために作られた、現代自動車の自信作だ。現代自動車は今年の上半期に生産・販売に入るオールニュー・ツーソンの、内・外装イメージを18日に初めて公開した。実車は3月3日(現地時間)に開幕するジュネーブモーターショーで披露する。

オールニュー・ツーソンは2009年以来、6年ぶりに登場した第3世代モデルだ。現代自動車のデザイン哲学である「フルイディック・スカルプチャー(Fluidic Sculpture/流体彫刻)」2.0を適用し、大胆ながらもシックなスタイルを誇っている。

大型の六角形グリルを中心にヘッドランプは自然につながり、大胆なフロント部の造形を実現した。また、LEDで構成された昼間前照灯を含むフロントバンパーのウィング型の形状で、ユニークなスタイルを完成させた。

室内は人間工学に基づくデザインを通じて、運転者に効率的で感覚的な経験を提供する。また、広々とした快適な室内空間を通じて、搭乗者に最適な利便性を提供するように構成された。

オールニュー・ツーソンは、現代自動車にとってこれまで以上に特別な意味がある。現代自動車は昨年から続いている小型SUVブームにうまく対応できていなかった。小型SUVクラスの新モデルがなかったからだ。このような状況で発売されるオールニュー・ツーソンは、小型SUVの開発が完了するまで、競合車に対抗しながら小型SUV市場を守らなければならない。

このため国内で発売されるオールニュー・ツーソンには、新たに開発された7段デュアルクラッチトランスミッション(DCT)が搭載される一方で、2.0リットルディーゼルエンジンを搭載したモデルだけでなく、1.7リットルディーゼルモデルも発売されると予想される。エンジンを多様化し、ひとつの車種でもクラス構成を複数持つ効果を享受しようという戦略だ。現代自動車の関係者は、「今回公開されたイメージはヨーロッパ型モデルであり、国内型モデルは3月頃公開する予定」だとし、「国内の発売時期は前半になるだろう」と語った。
  • 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-18 04:01:03




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