トップ > 数字経済 > 統計 > 韓国の少子化が深刻に…昨年の出生時数は歴代2番目の少なさ

韓国の少子化が深刻に…昨年の出生時数は歴代2番目の少なさ


  • 韓国の少子化が深刻に…昨年の出生時数は歴代2番目の少なさ
  • < 年度別の合計特殊出生率と出生児数 >

昨年の出生児数は関連統計を集計して以来、2番目に少なかったことが分かった。韓国政府は過去10年間に150兆ウォンという莫大な予算をかけて少子化克服対策に必死だったが、何らの効果がなかったわけだ。

26日、統計庁が発表した「2014年出生・死亡統計(暫定)」によると、昨年の出生児は43万5300人で、2013年(43万6455人)よりも1155人(0.3%)減少した。これは1970年に政府が出生児数を把握し始めて以後、2005年(43万5031人)に続いて2番目に少ないものだ。

出生児は2010年の47万171人から2012年には48万4550人に増加したが、2013年と昨年は43万人台に急落した。年間の出生児数は2002年に初めて50万人以下になった後、13年めで50万人台を回復していない。人口1000人当たりの出生児数を意味する粗出生率も8.6人で、2013年と同じレベルを示した。同様に、関連統計を作成して以来、2年連続の最低値だ。

妊娠可能年齢の(15~49歳)の女性1人が一生の間に産むと予想される出生児数を意味する合計特殊出生率は1.21人で、2013年(1.187人)より0.023人増加した。昨年は15~49歳の女性人口が2013年に比べて9万3000人ほど減少し、出生児の減少にもかかわらず、合計特殊出生率は小幅で上昇した。

政府は少子化・高齢社会基本計画が最初に作成された2006年から今年まで、150兆ウォンを超える予算を少子高齢化問題の解決のために投入した。しかし、依然として韓国の合計特殊出生率は、経済協力開発機構(OECD)国家のうち最下位から抜け出せずにいる。2011年時点でのOECD加盟国の合計特殊出生率の平均は1.7人レベルだ。
  • 毎日経済_パク・ユンス記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-26 17:42:05




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア