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不況型同居族増加、消費パラダイム交替


韓国もフランスのような不況型同居文化が拡散している。これは結婚と同時に始まる社会的費用に対する負担が敷かれたもので、最近、経済危機から抜け出せない韓国社会の現実を反映していることを示唆している。

フランスの婚前同居文化は、ヨーロッパの長期不況と社会的制度などにより、豊かでない平凡な若者の現実が底辺に敷かれたものと知られている。韓国もやはり不況が長期化しながら、結婚という慣例を経ることが難しくなった若者の間で婚前同居が拡散しているものと解釈される。

SBS「3回結婚する女」で劇中、35歳オ・ヒョンス(オム・ジウォン)は、結婚を要求するアン・ガンモ(チョ・ハンソン)に結婚は女性に不利な制度としながら、愛するが結婚はしないという意志を強力に披歴した。このように、社会的に安定した地位を確保した30代女性を中心に、婚前同居に対する多少開かれた視覚とともに1人世帯拡散と結婚拒否性向が同時にあらわれている。

これを立証するようにある媒体は、韓国保健社会研究員が今日(3日)発表した「世帯・家族の変動と政策的対応方案研究」報告書を通じ、昨年7、8月2か月間全国20~65歳男女1千人を対象に実施した「家族価値観認識ならびに態度調査」で意味のある結果が出たことを知らせた。

今回の調査では、婚前同居反対が53.6%で過半数だったが、全世代に渡って「結婚しなくても男女が共に暮らせる」との応答が46.1%で婚前同居に対する社会的認識が変化したことをあらわした。
婚前同居賛成率は20代、30代は53.1%と59.2%が賛成した反面、50代、60代は63.1%、69.1%が反対し、世代間の差をあらわにした。

しかし、男性50.6%、女性41.5%で男性が婚前同居にさらに開放的であることをあらわし、未だ同居が女性には致命的になりうることを示唆した。

また、結婚を必ずしなければならないかについては「しても良く、しなくても良い」35.5%、「必ずしなければならない」25.6%、「したほうが良い」34.6%で、結婚をいまひとつ必須として認識していないことを知ることができた。

とくに「しても良く、しなくても良い」と答えた女性が44.4%で男性26.8%より圧倒的に高く、反対に「必ず結婚しなければならない」に対しては男性31.7%、女性19.4%で男性が結婚を人生の必須条件として認識していることをあらわした。

婚前同居と結婚拒否文化拡散は、出産率不足とも関連し、壮年層の憂慮の声が高い。しかし、このような現象が現在経済状況と噛み合わさっており、若い層に対する叱責よりはやるせなさをあらわにしている。
  • MKファッション_ハン・スギン記者/写真=MKファッション
  • 入力 2014-02-03 10:16:44




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