化粧品モデル、ツートップ体制が主流「一人では足りない?」


ひとつの顔がブランドを代表する時代は過ぎた。最近はビューティ業界で2人以上のモデルを雇用するいわゆる「ツートップ体制」が主流だ。

売場に行くと見慣れた芸能人が1人ではなく2人以上で一緒にいる。看板を見ても正面が異なり側面のモデルの顔が異なる。ある所は商圏を考慮し、主要消費者層によって売場別にモデルを別にしたりもする。

最も代表的な例がブランドショップだ。ブランドショップは大部分若い層と韓流スターを中心にモデルを選定する。安い価格と外国人観光客から人気を得て海外進出まで狙っているのだ。それゆえ、ブランドショップは国内で人気のある芸能人と海外観光客から認知度が高い芸能人を起用する。

過去にはモデルと海外モデルを別途に選定する戦略が多かった。しかし最近ではブランドイメージが国内と海外で同様なように、最初から韓流スターを中心にモデルを選定し、高い広告効果を出そうとする。

また、グルーミング族時代に男性モデルは必須の時代になるなり、ツートップのうち一名は男性アイドルか男性俳優を起用する事例も増えている。男性ラインの化粧品が急増していることはもちろん、女心をとりこにしようとする意図が隠されているのだ。それでブランドショップは1人は女性、1人は男性でモデルを選定する傾向に変わっていっている。一部ブランドは5~6人を超える男性グループメンバー全員をモデルとして起用したりもする。

キム・ヒエとイム・スジョンは現在あるブランドのモデルとして活動中だ。このブランドがツートップ体制を着実に維持する理由は、他でもなく「幅広いターゲット」確保のため。既存のアンチエイジングを強調したブランドは中・壮年層モデルでキム・ヒエを選択、透明で明るい皮膚が目立つイム・スジョンを通して30代の若い女性をとりこにしようとする意図だ。

2004年からSブランドモデルを始めたキム・ヒエは、今年でモデル10年目になった。2008年に起用されたイム・スジョンは、キム・ヒエとまた異なるイメージでブランドの顔になった。単発契約でこれまでイ・ヨンヒ、ユン・スンア、ジョン・ユミなどを起用し、彼女らを通じてさらに若い20代ターゲットまで吸収しようとする戦略を繰り広げている。

製品群別に広報するため、2人のモデルを使う時もある。Tブランドの場合、ガールグループメンバー2人を雇用した。ソヒョンとスジはそれぞれCCクリームと水分クリームを広告している。

反面、このようなツートップ体制について一部ブランドは否定的な意見を出しもする。ビューティ業界はここ数年間、モデル干ばつと呼ばれるほど化粧品モデルに出せるほどの芸能人が限定的だったからだ。大企業ブランドにて認知度の高い芸能人を高価のモデル料で独占するようになるなり、まさに他ブランドではモデルに起用するほどの人がいないということだ。

そのうえ最近ではツートップに続きスリートップ体制でモデルを起用する事例も増えている。全て似た理由からだ。このように数名のモデルによってシナジー効果を出す部分もあるが、ブランドの独立性と個性が少し薄れていっているという点に業界ではもどかしさを表しもする。

また一部関係者は、数名のモデルによって化粧品の品質と売場サービスでない、単純にモデルにだけ依存する傾向に変わるのではないか、また数名のモデル選定による広告費によって化粧品価格帯が徐々に上がっていくのではないかと憂慮の声を出している。
  • 毎日経済.MKファッション_キム・ヘソン記者/写真=該当ブランド提供 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-06-19 17:09:45