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上場社68か所で株主総会、今回の株主総会の主要イシューは…?


  • 上場社68か所で株主総会、今回の株主総会の主要イシューは…?
△写真 = 現代自動車のキム・チュンホ社長が13日、ソウル・良才洞の現代自動車グループ本社で開かれた47期定時株主総会で挨拶をしている [イ・チュンウ記者]

例年に比べていっそう大きくなった株主の声に、13日に株主総会を開いた企業は大規模な投資と事業・配当計画などを発表し、株主をなだめるために大汗をかいた。一部では、株主の利益に反する会社に強く反発する姿を見せもした。とは言え、株主総会の案件が否決されたりする異変は発生しなかった。

第一毛織は今年、施設投資を含めて総4000億ウォン以上の投資執行計画を株主総会場で明らかにした。第一毛織ファッション部門のユン・ジュファ代表は、ソウル市明洞のポストタワーで開かれた第一毛織株主総会で、「配当金の支給を慎重に検討したが、会社の競争力強化のために利益剰余金をすべて社内留保に回し、投資に使用することにした」と明らかにした。ユン代表は続いて、「投資資金は内部調達したり外部借り入れしなければならないが、現在の経営状況や財務状態を見たときに財務健全性の確保のために、昨年の当期純利益を社内利益余剰とみなして対処する方が良いと判断した」とし、「今年は最大限努力して、来年は配当できるようにする」と株主をなだめた。株主総会後、オーナー一家の持分売却の可否に対する質問には特に答弁を行わなかった。

サムスンエンジニアリングとの合併推進の再開可否で関心を集めたサムスン重工業の株主総会では、ある個人株主が「エンジニアリングと合併を再び推進するのか」と質問した。これに対してサムスン重工業の朴大永(パク・テヨン)社長は、「現在としては、サムスンエンジニアリングと合併を再推進する計画はない。決定したこともない。最近の株価下落は原油価格の下落からで、合併再推進の噂からではない」と答えた。一方、サムスンエンジニアリングの株主総会は特別な案件もなく、既存の案件(社内外理事の選任、報酬限度の調整)のみを処理した。

国民年金が社外理事の選任案件に反対票を行使して関心を集めた現代モービスの定時株主総会では、想定議案はすべて原案通りに通過した。13日、ソウル市駅三洞の現代海上火災保険の大講堂に株主300人余りが参加した中で、チョン・ミョンチョル現代モービス社長が議長を務めて開かれた現代モービス株主総会は、財務諸表の承認、理事の選任、監査委員会の委員選任、理事の報酬限度の承認など、4件の想定議案が原案通りに通過した。出席株主は委任状等を含めて1239人・7512万株で、現代モービスの議決株式数9553万株のうち過半数の78%が出席し、議案の決議要件を備えた。

国民年金が反対票を行使した社外理事の選任案件も、無難に通過した。理事選任の案件は、事前に反対を通知した1664万株を除外した出席株主全員の賛成で、賛成率78%を記録して通過した。これに先立って国民年金は去る11日、現代モービスの株主総会における案件議決権行使の方向に対する審議を経て、現代モービスのイ・ウイル社外理事の再選に反対票を投じることに決定した。現代モービスなど、現代自動車グループのコンソーシアムによる三成洞の韓国電力の土地買収の過程で、イ・ウイル理事が善良な管理者としての義務を果たしたと見ることは難しいという判断からだ。この日、チョン・ミョンチョル社長は挨拶を通じて、「現代モービスの役職員は、構造的な長期不況の懸念にともなうグローバル経営条件の悪化など、生存競争の熾烈な状況を直視して、品質と源泉技術の確保など、根本的な競争力の強化に努める」と明らかにした。

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  • < 13日の株主総会の主要なイシュー >

ハンファに売却前の「サムスン」の名前がついた最後の株主総会を持ったサムスンテックウィンの株主総会場は、開始前からどんよりとした雰囲気だった。株主総会場の城南商工会議所の前には、サムスンテックウィンの組合員約200人が集まり、雇用保障などを要求する抗議集会を開いた。警察が彼らの株主総会場への進入を阻止する過程で、いっとき大声のやりとりがあった。しかし、株主総会場内ではこのような声はなかったし、案件はすべて原案通りに通過した。
  • 毎日経済_ハン・ウラム記者/パク・ジュンヒョン記者/オ・スヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-13 16:08:55




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