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数字経済 > 統計 > バレンタインデー特需、超高価オーディオからエプロンまで
バレンタインデーの峠が目の前に近づきながら、百貨店ごとに競争的に顧客追い立てに先立っている。とくに時間と費用を大幅に節減してくれるという側面で、オンライン市場が強勢を続けていくと、各百貨店でもオンラインサイトを活用したバレンタインデープレゼント広報に熱を上げている。
新世界モールは母胎ソロ、デジタルマニア、料理が上手な男性、往年の美男など多様な男性のコンセプト別にプレゼントを提案し、実質的な購入を誘導するのに集中している。
これにデジタルマニアの恋人のためには、高価のオーディオからデジタルカメラ、安い価格帯の小型スピーカー、デザインイヤフォンを推薦、調理資格証を全て持ち合わせたボーイフレンドのためのプレゼントとしてはエプロンからコーヒーメーカー、よりによって鉄鍋とエアーフライヤーまでいろいろな厨房用品を提示している。
ロッテドットコムは、化粧品ブランド別オムラインに集中、昨日3日からバレンタインデー前日の13日まで化粧品セットで構成された企画展を繰り広げ、各種割引ならびに積立などの追加イベントを実施すると明らかにした。
何より20代敏感性皮膚、30代乾燥した皮膚タイプのための化粧品、パックの種類からメイクアップする男性のためのBBクリーム、ヘアコンディショナー、香りがよいボディウォッシュまで、女性の専有物とされていた化粧品が男性のプレゼント領域に拡張されていることを示唆する。
ギャラリアモールの場合、高価の名品ブランド中心に財布、手袋、マフラー、鞄、靴などのファッションアイテムを紹介している。また、比較的購入しやすい価格帯のスニーカー、フードスウェッターシャツ、野球帽などのカジュアルな用品も提示し、消費者が幅広く選択できるよう誘導している。
何より2014年各百貨店が提案するバレンタインデープレゼント群が一層精密で複雑になったことには、過去ネクタイやカミソリ、これさえも平気だと反応していた男性の限定的な好みと異なり、最近では料理が好きであったり自分を飾ることに集中する男性が急激に増えたことを代弁する。
よって百貨店業界は多様になっている男性の好みと女性の財布を開く消費性向を把握、完璧な和を成す魅力的なマーケティング戦略を繰り広げながら、近づくバレンタインデーの峠、肯定的な売上上昇の勢いを享受すると見通す。