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現代・起亜自動車、中国の販売台数で最短記録樹立


現代・起亜自動車は、中国市場に進出したグローバル自動車メーカーの中で最も早く1000万台の累積販売を突破した。現代・起亜自動車は6日、この3日に中国内の累積販売が1000万台を超えたと明らかにした。これは2002年に、現代・起亜自動車が中国市場に進出して13年めに達成したもので、中国市場1位のフォルクスワーゲンが記録した25年と、2位のゼネラルモーターズ(GM)の17年を超える記録だ。累積販売1000万台のうち、北京現代車が654万7297台を、東風悦達起亜自動車は345万3479台を占めた。現代・起亜自動車が累積販売1000万台を超えた国は韓国(1996年)と米国(2011年)に続き、中国が3番目だ。

現代・起亜自動車のひとつめの成功要因は、現地戦略モデルの投入だ。中国進出の初年度から、当時韓国で販売されていた最新モデルと現地戦略モデルを投入し、古いモデルを売っていた競合他社との差別化戦略を繰り広げた。特に中国市場のために開発された「千里馬」「悅動(ウィエドゥン)」などは、中国消費者の好みを考慮したデザインと、現地の道路事情に最適化された商品性を備えて登場し、人気を集めた。

第二の成功要因は、中国での需要が最も多い準中型車(Cセグメント)と、成長率が最も高いスポーツ用多目的車(SUV)市場を積極的に攻略したことにある。中国の準中型市場は2014年に市場需要が806万台に達し、全体の市場需要の半分に近い47.4%を占めた。

SUV市場も、昨年の総需要は2013年との比較で37%も成長して396万台に達した。

最後に、中国の自動車市場の急速な成長を正確に予測して、生産能力を拡大したことが成功の要因として挙げられる。2008年、現代・起亜自動車の中国市場での販売台数は44万台水準だったが、生産能力は104万台に達した。現在は、中国で北京現代1~3工場と東風悦達起亜1~3工場など、195万台の生産体制を整えている。
  • 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-06 17:10:29




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