トップ >
数字経済 > 企業 > GALAXY S6、成功のためには会社も抜いて名前も変える
「ギャラクシー(GALAXY)S6、成功のためには会社も抜いて名前も変える」。
ギャラクシーS6を7000万台以上販売するという目標を立てたサムスン電子は、マーケティング戦略を国ごとに差別化して、世界中の消費者の攻略に乗り出した。
業界によると13日、サムスン電子はアウトドア特化型モデルの「ギャラクシーS6アクティブ(Galaxy S6 Active)」を、AT&Tを通じて発売する。ギャラクシーS6とS6エッジ以外のモデルは「アクティブ」が初めてだ。防水・防塵機能が特徴のS6アクティブは、水やほこりなどの汚れを遮断して、外部からの衝撃にも強い。野外活動が多い米国人の特性を狙って急きょ出した。3500ミリアンペア時の大容量バッテリーを装着してS6よりもバッテリー容量が1000ミリアンペア時ほど増加し、製品サイズ(73.6x146.9x8.8ミリ)も大きくなった。この製品は米国および一部の地域特化製品で、韓国での発売計画はない。
中国と日本ではブランドに変化を与えた。中国でサムスン電子は、ギャラクシーの英語ブランドGALAXYを「ガイラス(蓋樂世)」に変えた。中国では英語ではなく中国語のブランドを主に使用している外資系企業と同様に、サムスン電子もギャラクシーS6発売に合わせて果敢に変えたわけだ。ギャラクシーが中国人には英語の発音が難しく、馴染みがなくて大きくアピールしていないという指摘を受け入れた。ガイラスは覆う蓋を楽しむ世界という意味で、世界の楽しさを覆うという意味とギャラクシーと発音が似ている。サムスン電子としては、中国市場で今回のギャラクシーS6で勝負をかけるだけに、まず名前から変更する戦略を選択したとみられる。
サムスン電子は、日本ではそもそもサムスンという会社名を捨ててしまった。来る23日から、日本ではNTTドコモを通じて「ギャラクシーS6エッジ」を出荷する予定だ。この製品にはどこにもサムスンという文字を見つけることができない。日本国内のサムスン電子に対する恐れと牽制が激しいことから、このような雰囲気が製品の販売に影響を与えないようにするためのものと見られる。