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ショッピングの主導権はPCからモバイルへ…追い越しは目前

Gマーケットなどのオンラインモールの売上比率は42%…女性服・ベビー用品は、すでに逆転 

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オンラインショッピングの主導権がPCからスマートフォン、タブレットPCなどのモバイルへと急速に進みつつある。

6日、オンラインオープンマーケットであるGマーケットとオークションを運営するeBayコリアは、両社の今年上半期の販売動向を分析した結果、6月のモバイルの割合が全体の売上高の42%に達したと述べた。モバイルの割合の集計が始まった2013年の後半には16%に​​過ぎなかったモバイルの割合が、わずか2年間で2.5倍急上昇したのだ。昨年の平均27%と比較しても15%ほど増加し、今年に入ってモバイルの売上比率がより速い速度で高まっている。

特に上半期最後の月である6月の場合、毎週末、モバイルの割合が50%を超え、一日単位では最高55%を記録した日もあり、いずれPCでのショッピングを追い越すと思われる。また、他のオープンマーケットである11番街も昨年12月にすでにモバイルの割合が40%を超えており、今年も着実に上昇しつつある。特に売り手が商品群を勧めてくれる11番街のキュレーションショッピング「ショッキングディール」の場合は、モバイル取引の割合が60%のラインまで一気に上昇した。

品目別では、女性服、出産・ベビー用品、下着などの場合はモバイルショッピングの割合がすでにPCを追い越しており、いわゆる「ゴールデンクロス」を達成した状態だ。11番街が上半期の売上高を分析した結果、出産・ベビー用品と下着のモバイル比率は63%を記録し、女性服は71%に達した。

11番街の関係者は、「ウェブからモバイルへの購入ツールの移動は女性服、ベビー用品、化粧品など、女性消費者が主に購入する商品群で特に目立つ」とし「下着、生理用ナプキン、大人用のおむつなどのオフライン店舗で気軽に買いにくい商品は、モバ​​イルの売上高比率が特に高い」と説明した。今年上半期に11番街のモバイルショッピングを利用した顧客のうち63%が女性客で、男性は37%にとどまった。

企業がデータ料金の負担を軽減する「モバイルデータフリーサービス」を導入するなど、モバイルショッピング環境が徐々に改善されているのもモバイルショッピングが増加する要因だ。 11番街は、毎日午前・午後11時に商品を特別価格で販売する「ショッキングディール11時」のサービスを提供しており、GマーケットもキュレーションサービスG9を介してタイムディールサービスを進めている。これらのサービスの時間帯は、主にオープンマーケットの主要顧客である20代30代が職場などの外部にいる時間であるため、商品の購入も自然にモバイルで行われている。

Gマーケット・オークションの上半期モバイル人気商品ランキングではTシャツが1位となり、続いてノートブックPC、おむつ、ワンピース、スニーカーなどが後に続いた。ノートブックPCはもちろんTV、冷蔵庫など単価の高い商品も順位圏に入っていて注目された。11番街では「車のタイヤ」が上半期のベストアイテムになったりもした。
  • 毎日経済 チャン・ヨンソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-07-06 17:19:17




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