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並行輸入活性化施策にソーシャルコマース市場はうれしい立場

韓国政府、並行輸入物品のアフターサービス問題改善など…制度的装置公式化 

  • 並行輸入活性化施策にソーシャルコマース市場はうれしい立場
最近、政府は、高価で販売されている輸入品の価格引き下げを図るため、通関認証支援、並行輸入物品のアフターサービス問題改善など、並行輸入活性化のための、制度的装置を公式化した。これにより、価格競争で特殊な立地を固めたソーシャルコマース市場は、今回の並行輸入活性化施策に、どの流通網よりうれしいという立場を伝えている。

ティモン側は、「百貨店でない以上、並行輸入活性化を歓迎しない流通業はないだろう。自社ファッション部門の中でも、並行輸入の商品が大きな比重を占める」とし、「もちろん、レギンスなどカジュアルで安いアイテムに顧客の反応が良い。しかし、カナダグースのダウンジャケット一着を売ることが、レギンス100個を売るより大きい売上を達成できるのが事実だ」と説明した。 とくに、これまで、並行輸入の一番大きな問題として挙げられてきたアフターサービスの不在に対し「事実、電子製品でない以上、衣類やアクセサリーを公式販売所で修繕する場合は多くない」というのが、ティモン側の話だ。

実際に、輸入名品ブランド製品の場合、いくら百貨店で購入したとしても、費用・期間などアフターサービスには難しさが多いのが事実だ。このため、その他の手数料が抜けて、安くブランド品を購入できる、ソーシャルコマースの利用顧客が増加する雰囲気だ。もちろん、ソーシャルコマースの破格的な価格が、むしろ偽物疑惑を引き起こす部分もある。実際に、ここ一年、ソーシャルコマースで販売された、海外並行輸入商品関連の偽物論難が途切れず、ソーシャルコマース市場内の、並行輸入製品に対する信頼が低くなったことも否定しにくい。

この部分について、ティモンの関係者は「もちろん、ソーシャルコマースでも協力社の選択ミスなど、偽物問題が発生することがある。しかし、そのように問い詰めるなら、百貨店や大型流通網の製品も、100%本物だといえない構造だ」とし、「百貨店や大型流通網と同様に、ある製品を、入店する前まで輸入通関システム、書類、業者確認を入念に進める」と話し、単純に安いからといって、偽物の可能性が高くなるのではないことを強調した。

ウィメプもまた、「並行輸入が活性化すると、製品をより安く購入し、販売することができるので、当然よい。先立って並行輸入したブランド商品は、爆発的な反応を得てきた」とし、並行輸入を通じた売上成長を期待する様子だ。また、「海外輸入関連の経験が高い専門家のMDを通じ、入念に製品と輸入元、会社設立期間などを確認し、並行輸入製品を取り寄せている。最低一か月以上かかる入念な検収期間を通じ、並行輸入製品の本物選別の手順を経ている」と説明した。

このような流れに合わせ、ことし一年、ソーシャルコマースが偽物難論から抜け出し、より弾力的に並行輸入の活性化に肯定的な影響を受けるかどうか注目される。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者/写真=MKファッション、photopark.com
  • 入力 2014-02-26 16:30:12




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