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韓国の中古スマートフォン、外国人たちの観光商品

インド・東南アジアの行商人ワイワイ 

  • 韓国の中古スマートフォン、外国人たちの観光商品
  • 2日午前ソウル、ヨンサンアイパークモールの携帯売り場で外国人たちが製品を購入している。[写真=キム・ホヨン記者]

インドから来たナイドゥ氏(43)が記者に広げて見せた紙袋の中には、スマートフォンがきっちり積まれていた。10台をはるかに超えていた。彼は「インドの友達が、韓国で使おうとお金を集めて大量購入したもの」とし「新品と変わらない中古フォンを買った後、帰国し高く転売する人も多い」と語った。

最近ヨンサン電子商店街では、ナイドゥ氏のように一度に数十台の中古スマートフォンを購入する外国人を簡単に見ることができる。オンラインコミュニティーとポータルカフェを利用した情報技術(IT)機器の購入が増えながら、大きく萎縮していたヨンサン電子商店街をインド、東南アジア、中国などの外国人の行商人たちが食べさせていることだ。

ソウルのヨンサン現代アイパークモールの移動通信コーナーの大多数の売り場には「GSM」、「Used Phone」というチラシがついている。GSMとはヨーロッパ式の移動通信技術方式を意味する言葉で、この売り場では海外でも使用可能な中古スマートフォンを販売するという意味だ。代理店たちは新規加入など基本業務も扱うが、棚には中古のスマートフォンが数十台が陳列されていた。

週末にここを訪れた記者は、まるで外国の売り場に来たような錯覚に陥った。数多くの外国人が売り場のあちこちを歩いていた。インド、中国、パキスタン、バングラディッシュなど、主にアジア国家の人が多かった。

10年目、ヨンサンで携帯販売店を運営中のキム・ヨンスク社長(45)は「仕事は休みの週末に数百人の外国人がヨンサンを訪問し中古のスマートフォンをかっさらうようにかって行っている」とし「以前には東南アジアの人が多く訪問したが、最近にはインドなど中東の人や中国人もたくさんみられる」と語った。

1~2年前だけでも主に輸出されていた中古スマートフォンが販売店などで活発に取引されている。外国人を主に顧客として扱い売り場は数えるほどだったが、今はむしろ韓国人だけ相手にする売り場を探すのがより難しくなった。
  • 韓国の中古スマートフォン、外国人たちの観光商品
外国人たちが通り過ぎるとすぐ携帯代理店の職員たちは英語など外国語を流暢に駆使し、客引き行為に熱を上げた。中東側の人たちをつかまえるため、アラビア語で書かれた看板をかけた店も多くなった。いくつかの販売店は最初から現地人を職員として雇用し、営業に乗り出していた。韓国に住み5年目になると明かしたあるインド人職員は「インド人が多く訪れ、1日に100台程度売ったこともある」とし「今は韓国語もある程度できるようになった」とした。

ヨンサンに特に外国人が多く殺到する理由は「made in Korea」が刻まれた韓国産のスマートフォンが人気を集めているためだ。中古のマートフォン販売店の社長パク某氏は「韓国製品はバッテリーが基本2個も提供されて内蔵メモリーが2倍以上大きい」とし「外国人たちがサムソン、LGなどグローバル製造会社の本社である韓国で生産された製品を非常に好む」と語った。

このような外国人が増えながら、ヨンサン携帯売り場自体が外国人たちの観光商品になった。午後になるとすぐ数十人の中国人たちが観光ガイドと一緒に移動通信の階を訪れた。ギャラクシーS3スマートフォンを8台も購入した中国観光客のチャンウェイ氏(29)は「中国にいる家族と友達にプレゼントするつもり」とし「周辺には韓国のスマートフォンを大量に買ってきて、出して売る友達もいる」とした。

最近スマートフォン市場が飽和状態に達したという見通しが多くなり、最新スマートフォンも中古売り物であふれ出し、外国人たちは選択の幅がより広がった。市場が成熟期に入ったうえ、スマートフォン補助金競争でそんなに使用しないで携帯を変える人たちが増えると、このような状況が演出されたのだ。
  • 毎日経済_ソン・ユリ記者 / チュン・ドンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-02 17:09:01