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ウェアラブル、年27%急膨張 グローバル大戦

サムスン・グーグルに続きインテル・エプソンまで・・・「未来動力の先占」死活をかけた競争 

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5日午前、ソウルの清譚洞CGV。カラープリンターとプロジェクターで有名な韓国エプソンは、アンドロイドオペレーティングシステム(OS)を搭載したスマートメガネを公開した。頭部装着型のディスプレイとして横になって動画を見ることができる。

韓国エプソンのソ・チホン理事はエプソンのスマートメガネ市場への進出に対して「プロジェクター1位だがこれまでの小型家電の感じでウェアラブルに対して需要を捕捉した」とし「世界的に熱い反応を得ている」と強調した。同じ日、米国ではインテルがウェアラブル機器業者ベーシスを約1億5000万ドルで引き取ったと電撃発表した。現在のウェアラブル時計市場では約7%を占めるベーシスは、歩いた歩数と睡眠、心臓拍動数もチェックすることができる。

PC時代の王者、インテルの目標は「インテル・インサイド」ウェアラブル機器を作ること。モバイル時代は出遅れたが、ウェアラブルでは先立とうとする強い意志を現した。インテルのブライアン・クルザニッチ最高責任者(CEO)は「コンピューティングで次の段階に進化するために、ウェアラブルプラットフォームを想像し創造する」と宣言した。

グローバル電子情報技術(ICT)業界はこの日インテルの発表がサムスン電子の「Gear 2」および「Gear Fit」の発表と無関係ではないと見ている。実際サムスン電子がモバイルワールドコングレス(MWC)を通してウェアラブル市場に本格的に進出すると宣言してすぐ、グローバル企業の動きが速くなった。

これまでのベンチャー企業中心で動いてきたが、今年からグローバル業者がちらほらずつ飛び込んで、本格的なウェアラブル戦争が始まっているのだ。「1人1ウェアラブル」時代を向かえ、この市場に進出するグローバル業者はサムスン、インテル、以外にもグーグル、ソニー、クアルコム、ファーウェイなど10社の業者を超える

ここにアップルが今年の上半期、新たなウェアラブル機器を発表すれば「ビックバン」が来ることと予想される。

市場調査機関のCanalysはウェアラブル機器を「核心消費者技術」として規定し1700万台以上のウェアラブルバンドが出荷されるものと見通した。また他の機関IMSリサーチは、世界ウェアラブル市場は2011年20億ドルに過ぎなかったが、2016年には67億ドルで毎年27%ずつ成長するものと見越した。
  • 毎日経済_ソン・ジェグォン記者 / ファン・ジヘ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-05 17:40:35




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