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中小企業「キョンダンニョ」と同行

再教育プログラムに、採用も率先して 

アウトドア業者の帽子を納品するケビヤモジャのチョン・スンギル代表は6年目「経歴断絶女性(以下、キョンダンニョ)」を採用している。帽子を作る単純業務だが、再就職した女性たちの業務意識が強く満足度が高い。チョン代表は、「再就職した女性たちは、すでに職場生活した経歴があるので適応力も早い」とし、「毎年“キョンダンニョ”を採用する割合を高めている」と語った。

「キョンダンニョ」の就職前線復帰が社会イシューとなっている中で、中小・中堅企業が「キョンダンニョ」に新しい活路を開き、関心を集めている。これらの企業は再就職だけでなく、再教育や創業などを通じ、出産と育児などで仕事から手を引いた女性の社会復帰を後押ししている。

中堅企業のコーウェイの場合、キョンダンニョに再教育の機会を提供するプログラムを今年新しく作った。コーウェイは経歴断絶女性40人を選び、皮膚管理士とメイクアップの資格取得教育を行っている。

コーウェイ、コスメマーケティングのヤン・ジョンソン常務は「経歴断絶女性の大部分が職業訓練プログラムの不足によって再就職が難しいという意見に基づき、今回のプログラムを企画することになった」と語った。

再教育や再就職だけでなく、「創業」もキョンダンニョたちが注目すべき部分である。女性ベンチャー協会は、女性ベンチャー企業の最高経営者(CEO)を通じて、創業教育から事業化までの指導を行う「女性ベンチャー活性化事業」を実施する。事業を通じて選ばれた優秀な女性予備ベンチャー創業者は、事業化資金(500万ウォン)まで支援を受ける。このプログラムを通じ、昨年は48社がベンチャー創業に成功した。

しかしいまだ生産職と中小企業に対する認識が良くなく、キョンダンニョを採用したくても難しいという意見もある。

従業員数が70人の食品製造業者スンファフードは、キョンダンニョを採用したくても採用が円滑ではないとする。

スンファフードのシン・ブンナム代表は、「食品製造業に対する認識が良くなくて嫌がるようだ」とし、「会社の立場からはキョンダンニョを歓迎するが、採用するのは容易ではない」と述べた。
  • 毎日経済_キム・ジア記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-10 17:03:19




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