トップ > 数字経済 > マーケット > 愛犬用品市場もラグジュアリー熱風

愛犬用品市場もラグジュアリー熱風

有機農飼料・愛犬用雨具にサングラス・乳母車まで 

  • 愛犬用品市場もラグジュアリー熱風
最近、現代ホームショッピングは、TVホームショッピングで初めて進行した2回の愛犬飼料販売放送で、合計6億ウォンを売り飛ばす「大ヒット」を収めた。

放送で披露された製品は、米国カーギル社の有名ブランド「ニュートリナ健康白書」で、7万ウォンに達する侮れない価格だが、すでに高級ブランド飼料を購入するのに慣れている愛犬族の注文が集まったおかげで飛ぶように売れた。児童レジャースポーツチームMD(商品企画者)は、「反応が熱く、今後隔週で販売放送を送り出すことにした」と説明した。

現代百貨店貿易センター店にある愛犬用品専門店「ルイドッグ」は、さいきん江南で伴侶動物を飼う人なら必ず一度くらいは立ち寄る名所として浮上した。昨年5月にオープンしたこの売場は、10万~20万ウォン台の高価な愛犬衣類を買うのにはばからない顧客のおかげで、当初の予想より1500万ウォンさらに多い毎月3500万ウォンの売上をあげている。現代百貨店工業産業品チームのバイヤー、ヤン・ジェモ氏は、「ヨーロッパ産のグースダウンパディングジャンパーやカシミヤセーターなどが人気」だと話した。

愛犬用品市場にラグジュアリーの風が吹いている。高齢化と低出産の影響により1・2人世帯が増え、伴侶動物を単純に「愛玩動物」でなく家族の空席を代替する「またひとつの家族」としてみなされ、惜しみない投資をする消費者が多くなったからだ。

20日、Eマートが去る1月から最近までの愛犬飼料の売上を価格帯ごとに分類してみると、1㎏あたり9000ウォン以上の「ブランド」高価飼料が全体売上から占める割合が49.9%と半分に達した。この割合は、2012年の38.7%・昨年の43.9%を経て毎年早く増加している。3000~6000ウォン台の低価製品が2012年の36%から今年の26.4%に墜落したことと比較される。

Eマートの関係者は、「5年前だけでも低価飼料の売上が90%で、プレミアム飼料は具色商品に過ぎなかったが、最近では高価製品が2倍を超えてさらに売れている」とし、「人が食べてもよい水準の良い材料を使い、アレルギー予防や関節健康など多様な機能性を添加したブランド製品が主力商品」だと伝えた。

最近では、ニュージーランドの子牛のあばら骨とすじ・鹿の耳・鹿の肝など異色な輸入間食を求める消費者もめっきり増えた。

11番街では、110年伝統の名品英国ブランド「NORTON」の愛犬用乳母車が人気商品として浮上した。NORTONは、本来乳児用乳母車を英国王室に納品することで有名なブランドだ。これまでの乳児用に使う高級生地と副材料を使ったうえに遮光幕、ボタンひとつで閉じたり開いたりするワンタッチ機能まで備え、事実上人が使うものとあまり差がなく価格も20万ウォン後半台と高い。
  • 毎日経済_キム・テソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-21 04:01:01




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア