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預金金利+アルファを狙うハンター、「特販族」増える

証券会社が逆マージンを覚悟して売る高収益性商品のみ攻略/SK証券・ELS、事実上の年4.95%「破格」...東部証券・4%確定収益RPも人気 

  • 預金金利+アルファを狙うハンター、「特販族」増える
#。最近のAさんは証券会社の支店に立ち寄って、新商品を見てみる回数が多くなった。2~3日、期間を限って市中にまかれる特販商品のうち、条件が良い商品が増えてきたからだ。Aさんはしばらく前に積立金満期で得た2000万ウォンを、年利率4%の買戻し条件付債券(RP)に投資することにした。彼は「市中銀行の定期預金金利が現在2~3%台で、税金を引いた後に残るものがほとんどない」とし、「これに比べて証券会社がときどき売り出す特販商品の収益率は4~5%台で、余裕資金を転がすには、はるかに条件が良い」と語った。

低金利基調が続く中で、国内外の株式市場に投資機会を見つけるのが難しくなり、定期預金金利プラス「アルファの利回り」を探す「特販ショッピング族」が増えている。特販ショッピング族とは、加入条件の良い特販商品を求めて行動する、スマート投資家を意味する。

証券会社が販売する特販商品は大きなリスクなしに、相対的に魅力的な金利をつけるのみならず、投資期間も短くリスク回避傾向が大きい、最近のトレンドにも合致している。証券会社が大きな利益なしに一部の逆マージンまで耐えて特販商品を出すのは、最近の株式市場や投資商品に対する投資家の関心が低くなり、新規顧客の獲得のためのマーケティング的側面が大きいという評価だ。

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最近、市場で最も話題になっている商品はSK証券が2日、一時販売条件として出した株価連携証券(ELS)だ。6ヵ月後、コスピが10%以上落ちなければ年5%、40%以上落ちなければ年4.95%の収益を投資家に支給する。コスピが40%以上落ちても、最大1%損失の破格的な条件だ。コスピが1200線を下回る可能性は大きくなく、事実上の元本および年4.95%の収益を保証された商品のようだ。

SK証券の関係者は、「市中に年5%近くの収益率を保証する商品では多くなく、すでに投資家の関心が高い状況」だとし、「申込競争率が1対1を超える場合、按分して配分する計画だ」と語った。

東部証券は年4%確定利回りを支給する「幸せRP」と「幸せ2倍RP」を販売している。新規顧客なら別途の条件なしで最低1000万ウォンから最大3000万ウォンを限度にRPを購入できる。「幸せRP」購入顧客が債券・ELS・ファンド・ラップなどの金融商品を購入した場合、購入した量だけ最大3000万ウォン限度で「幸せ2倍RP」の追加購入が可能だ。

KDB大宇証券は、毎月の積立金のように払い込む「特別な積立式RP」を販売している。投資家は毎月20万ウォン限度でRPを購入でき、満期は3年・金利は年4%だ。「特別な積立式RP」はA等級以上の優良社債で、担保債権を編入して安定性を備えており、満18歳から35歳までの新規顧客なら誰でも条件なしで購入できる。のみならず、KDB大宇証券が推薦した商品に投資したり、他の証券会社に投資していた資金をKDB大宇証券に移転してくる顧客であれば、3ヶ月満期・年4%の収益を支給する「マッチングRP」に投資できる。ユジン投資証券は、最大年6.51%の収益が可能な「170回月支給式株価連係派生結合証券(ELS)」を販売する。
  • 毎日経済_キム・ヘスン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-04-03 17:35:43




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