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攻撃的な事業再編...サムスン、限界を超える

サムスンSDI+第一毛織、15兆素材部品社に 

◆サムスンSDIと第一毛織の合併◆

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サムスングループは組織の効率化を通じた限界突破の手段として、大々的な「離合集散」による系列者の力量強化に乗り出した。

サムスンSDIと第一毛織は先月31日に理事会を開き、合併を決議した。サムスンSDIと第一毛織は、5月30日の株主総会での承認手続きを経て、7月1日の合併会社を発足させる。サムスンSDIと第一毛織がそれぞれ1対0.4425482の割合で合併し、サムスンSDIが新株を発行し、第一毛織の株式と交換する吸収合併方式だ。合併後の会社名称はサムスンSDIだ。

李健煕会長が新年の挨拶で明らかにした「5年前、10年前のビジネスモデルと戦略は果敢に捨て、産業と技術の融合化・複合化で新事業を開拓しなければならない」という指示を履行する手順だ。これからも化学・建設・金融部門などで追加的な組織効率化作業が進行されるかもしれない。サムスンSDIは今回の合併で、年間売上9兆4000億ウォン、総資産15兆ウォン、従業員数は1万2500人の巨大企業に再誕生する。

サムスンSDI側は、「合併のシナジー効果により、2020年に売上高29兆ウォン以上の企業に跳躍することが目標だ」と明らかにした。サムスンSDIは第一毛織の分離膜技術と電子素材の競争力を活用し、電気自動車用バッテリーの競争力を大幅に強化できると期待した。

サムスンSDIのパク・サンジン社長は、「素材産業や部品業界で、それぞれ積んだ両社の専門力量と技術を合わせて最高の製品とサービスを提供する、超一流の素材・エネルギーのトータルソリューション企業になるだろう」と明らかにした。チョ・ナムソン第一毛織社長は、「今回の合併はサムスンSDIと第一毛織の核心競争力を統合し、超一流企業に生まれ変わるための戦略的選択だ」と語った。

サムスンSDIは1970年、白黒ブラウン管で事業を開始して以来、2002年に電池事業に飛び込んで、2010年に世界のバッテリー市場1位を達成しており、電気自動車のバッテリーを未来事業として育成している。

第一毛織は1954年に設立され、サムスングループの母体となった企業で、1980年代のファッション、1990年代はケミカル、2000年代には電子材料事業に進出し、昨年11月にファッション事業部をサムスンエバーランドに渡した。
  • 毎日経済_イ・ジンミョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-31 17:41:30




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