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第一企画のウェブ広告サービス「メディアキューブ」

望む時間に特定媒体へ、リアルタイムでオンライン広告を仲介 

第一企画は、国内で最初にデジタル媒体の広告をカスタマイズして購入するサービスを来月開始する。

第一企画は27日、リアルタイムオークションを通じてオンライン広告を手軽に行えることができるサービス「メディアキューブ」を発足させると明らかにした。「デマンドサイドプラットフォーム(DSP:Demand Side Platform)」と呼ばれるこのサービスは、ポータルやモバイル、SNS(ソーシャルネットワークサービス)あるいは動画など、多様なデジタル媒体をオークションに掲示すれば、広告主が希望する媒体と時間を買う方式だ。

来月にオープン予定の「メディアキューブ」のホームページでIDとパスワードの発行を受けた後、オンラインで入札を行えば良い。ホームページアドレスはまだ明らかにされていない。広告主の立場から見ると、特定の時間帯・特定の媒体に広告を掲載したいが、デジタル媒体の数があまりにも多く、アクセスが容易ではなかった。特に多様な媒体へ同時広告を行おうとするとさらに複雑だった。しかし、メディアキューブでは望む時間に望む媒体を直接選び、価格を比較して広告を出すことができるので、このような手間を省くことができる。

中・小型の広告主や個人は、第一企画のような大規模な広告会社を利用することは容易ではなかったが、今回のメディアキューブを通じ、第一企画の敷居がぐっと低くなった。大型広告主も、これまでオンライン広告を行うためには中・小型デジタル広告代理店を別途に利用してきたが、第一企画から一度にサービスを受けられるようになったことも長所だ。

第一企画は8万以上のサイトに広告を表示し、最大180億ページビューが可能な広告ネットワークと、ポータル・モバイル・SNSなどを統合運営できる広告執行力を動員し、メディアキューブを運営する計画だ。

第一企画はこのサービスのために、米国のデジタルメディア専門企業のメディアマス(Media Math)と技術提携を結んだ。今後は米メディアマスと共同で、中国や東南アジア市場を攻略する計画だ。
  • 毎日経済_ハン・イェギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-27 17:33:21




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