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賃貸入居者の62％が「また引っ越してもチョンセ」...住宅、投資対象から居住に
家計負担はウォルセ＞半チョンセ＞チョンセの順に高く／20～30代の住宅準備助けようと親も苦労／住宅資金の23％を融資で充当
◆韓国人の不動産認識◆
ソウルの麻浦（マポ）で3億ウォン相当のチョンセ住宅（賃貸保証金一括払い式住宅）に暮らしている会社員パク某さん（36才）は最近、再契約を控えて頭を悩ませている。家主がチョンセ金（一括払い賃貸保証金）を5000万ウォン値上げするか、家賃を25万ウォンを支払えと要求したからだ。いまパクさんは年4％の利子を払ってチョンセ資金1億ウォンの融資を受け、ひと月に利子35万ウォンほどを支払っている。5000万ウォンの追加融資を受けて月17万ウォンの利子を支払ったり、あるいは月ぎめ家賃25万ウォンを支払うとなると住居費の負担が大きすぎるが、子供が3人もいるせいで小さな家に移ることもできない事情がある。パクさんは「チョンセ金・ウォルセ金があまりにも上がった」とし、「自分の家を買おうと思っても、銀行の融資負担が大きくて意欲も出ないでいる」と語った。
韓国人の生活経済が、終わりを知らずに高騰するチョンセ金・ウォルセ金に足首を掴まれた。
韓国鑑定院の統計によると、全国のチョンセ金が82週連続で上がり続けている。チョンセがウォルセにすばやく転換されてウォルセ（月極め家賃）住宅の供給が増え、月極め家賃は先月の時点で11ヶ月連続で下落している。しかし、チョンセからウォルセに追いやられた賃貸入居者は、以前には支払わなかった家賃を負担しなければならない身の上となり、ウォルセ金の下落は別世界の話だ。
毎日経済新聞・MBN（毎日放送）・韓国リサーチがソウル・首都圏の満20歳以上の世帯主（または世帯主の配偶者）を対象に共同調査を実施した結果、チョンセ・ウォルセ居住者の60.6％が「チョンセ金融資の利子とウォルセ金が家計負担になっている」と答えた。このうち19.6％は「家計に非常に負担」と答えた。特に40代と、中・高校の子供を持つ世帯で「家計に負担」という回答比率が相対的に高かった。
ウォルセの賃貸入居者は半チョンセ（保証金と月極め家賃）居住者の80.8％、純粋なウォルセ（月極め家賃）居住者の95.4％が「家計に負担となる」と答え、ウォルセ金を出すためにあえぐ「窮屈な」生活を反映した。
今回の調査では住宅準備資金の経路に関するアンケートも実施した。現在、持ち家に住んでいる者は住宅資金の63.3％を「個人資金」で充当し、「金融会社の融資」は22.6％、「会社のローンなど他のローン」が3.8％などと現れた。「親の支援」が10.3％に達することが目を引く。
この結果を会社員10年目のキム・サンチョルさん（37才・仮名）に平均値を出して適用してみると、キムさんが4億ウォンの家を買うときに、2億4000万ウォンは個人資金で、1億ウォンは銀行ローン、1500万ウォンは会社の住宅資金を利用するほか、親から4500万ウォンを助けてもらうわけだ。
チョンセ金は親の支援を受ける割合がより大きかった。チョンセ金は「個人資金」が70.1％、「金融会社の融資」は14.5％で「親の支援」が12.3％などの順だった。
持ち家あるいはチョンセ・ウォルセなど、家を入手するときの「親の支援」の割合は20代（36％）と30代（20％）で圧倒的に多く、親が子供の家づくりに老後の資金を投入しながら、経済的に困難な老後の生活を送るようになる最近の世相を反映した。
家賃高騰とウォルセ金負担にもかかわらず、依然としてマイホームではなく、チョンセを好む賃貸入居者が多かった。いま現在チョンセに暮らす人に「今後3年以内に引越しを行なうならどのような形にするか」を尋ねたところ、「マイホーム」は33.4％にとどまった一方で、「再びチョンセで」は61.9％にのぼった。
シン・ジョンホ韓国リサーチ部長は、「現在の経済的状況をはじめ、過去のような住宅価格の上昇期待感が消え、‘投資ではなく居住'という、家に対する価値観の変化、政府の不動産政策への不信などが反映されたものとみられる」と語った。
ウリ銀行のアン・ミョンスク不動産チーム長は、「チョンセ居住世帯の半分以上がローンを抱えている」とし、「このような状況で、収入の上昇よりもチョンセ金の上昇幅がはるかに大きく、家計負債が増えて生活自体が難しくなってきている」と指摘した。
韓国人の生活経済が、終わりを知らずに高騰するチョンセ金・ウォルセ金に足首を掴まれた。
韓国鑑定院の統計によると、全国のチョンセ金が82週連続で上がり続けている。チョンセがウォルセにすばやく転換されてウォルセ（月極め家賃）住宅の供給が増え、月極め家賃は先月の時点で11ヶ月連続で下落している。しかし、チョンセからウォルセに追いやられた賃貸入居者は、以前には支払わなかった家賃を負担しなければならない身の上となり、ウォルセ金の下落は別世界の話だ。
毎日経済新聞・MBN（毎日放送）・韓国リサーチがソウル・首都圏の満20歳以上の世帯主（または世帯主の配偶者）を対象に共同調査を実施した結果、チョンセ・ウォルセ居住者の60.6％が「チョンセ金融資の利子とウォルセ金が家計負担になっている」と答えた。このうち19.6％は「家計に非常に負担」と答えた。特に40代と、中・高校の子供を持つ世帯で「家計に負担」という回答比率が相対的に高かった。
ウォルセの賃貸入居者は半チョンセ（保証金と月極め家賃）居住者の80.8％、純粋なウォルセ（月極め家賃）居住者の95.4％が「家計に負担となる」と答え、ウォルセ金を出すためにあえぐ「窮屈な」生活を反映した。
今回の調査では住宅準備資金の経路に関するアンケートも実施した。現在、持ち家に住んでいる者は住宅資金の63.3％を「個人資金」で充当し、「金融会社の融資」は22.6％、「会社のローンなど他のローン」が3.8％などと現れた。「親の支援」が10.3％に達することが目を引く。
この結果を会社員10年目のキム・サンチョルさん（37才・仮名）に平均値を出して適用してみると、キムさんが4億ウォンの家を買うときに、2億4000万ウォンは個人資金で、1億ウォンは銀行ローン、1500万ウォンは会社の住宅資金を利用するほか、親から4500万ウォンを助けてもらうわけだ。
チョンセ金は親の支援を受ける割合がより大きかった。チョンセ金は「個人資金」が70.1％、「金融会社の融資」は14.5％で「親の支援」が12.3％などの順だった。
チョンセ金高騰の勢いが止まらないソウル盤浦レミアンパステージ[毎経DB]
家賃高騰とウォルセ金負担にもかかわらず、依然としてマイホームではなく、チョンセを好む賃貸入居者が多かった。いま現在チョンセに暮らす人に「今後3年以内に引越しを行なうならどのような形にするか」を尋ねたところ、「マイホーム」は33.4％にとどまった一方で、「再びチョンセで」は61.9％にのぼった。
シン・ジョンホ韓国リサーチ部長は、「現在の経済的状況をはじめ、過去のような住宅価格の上昇期待感が消え、‘投資ではなく居住'という、家に対する価値観の変化、政府の不動産政策への不信などが反映されたものとみられる」と語った。
ウリ銀行のアン・ミョンスク不動産チーム長は、「チョンセ居住世帯の半分以上がローンを抱えている」とし、「このような状況で、収入の上昇よりもチョンセ金の上昇幅がはるかに大きく、家計負債が増えて生活自体が難しくなってきている」と指摘した。
- 毎日経済_コ・ジェマン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-03-23 18:48:10
