便法・見せかけ蔓延する社会

国民の84%「成功するなら不道徳も容赦」 

セウォル号の惨事は、韓国の「社会的資本」がどれだけ脆弱かを如実に見せてくれる事件として挙げられる。韓国が「二流国家」という汚名を脱ぎ捨て、先進国として跳躍するには「小さな遵法精神」から拡充しなければならないという主張が力を得ている。

現代経済研究院が最近、全国の成人815人を対象に「信頼社会に対する大国民認識調査」を実施した結果、韓国国民2人のうち1人(50.1%)は、子どもに法秩序遵守でない適当な融通性を備えなければならないと忠告した。年齢別に見ると、若い人であるほど社会生活をうまくおこなうために融通性が必要だと考えることが分かった。

軽犯罪の水準に該当する交通信号違反に対しても、半分程度は寛大な態度を見せた。「車がない道路で赤信号だとどうするか」という質問に、51.7%のみが「必ず待ってから渡る」と回答し、48.3%は「急な用事があれば注意深く渡る」と回答した。

「自分が法秩序や規定をあまりにも厳格に順守すると、周囲の人たちとの関係が悪くなるかもしれない」との意見に、「そうだ」と回答した人が56.7%にもなった。

アンケート回答者の84%は、韓国が成功さえするなら不道徳で真っ当でない過去も容赦する社会だと認識していた。また、「社会指導層をどれだけ信頼するか」という質問に、「信頼する」という回答は23.5%に過ぎなかった。

現代経済研究院のチャン・フソク研究委員は、「幼い頃から小さな遵法精神を実践できる教育など、関連プログラムを用意することが急がれる」とし、「社会システムの各部門に対する大々的な信頼プロセスの構築が切実だ」と語った。
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  • 入力 2014-04-28 17:32:42