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ブランドの仕切りなくしたガレリア...名品館リニューアルし、13日にオープン

年会費をとるカードも登場 

  • ブランドの仕切りなくしたガレリア...名品館リニューアルし、13日にオープン
  • 13日に再オープンするソウル江南区狎鴎亭路ギャラリア百貨店ウェスト内部の姿。
    ブランド別の単独売場より編集ショップとカテゴリーキラー売場を強化し、ブランドがあまり目立たない。
    [写真提供=ハンファギャラリア]

百貨店が直接買い付けて販売する割合を大幅に増やし、売り場間の仕切りや区分もなくした。

パク代表は12日開かれた記者懇談会で、「今は韓国のすべての百貨店が似たような建物を建て、賃貸し、顧客が差別化された点を感じられない」とし、「ガレリアが優秀な百貨店になるよりも、一つのブランドとして誕生できるように、商品構成やサービスなどすべての面をアップグレードした」と語った。

12日、あらかじめ見学した名品館WEST店では、「ここは何のブランド?」と、首をかしげさせる空間が多かった。3階の女性用品売り場の真ん中には星柄の赤いセーター(チンティ・アンド・パーカー)、スタジアムジャンパースタイルのジップアップ・ジャケット(LOW CLASSIC)がすぐ隣に陳列されている。

売り場の間仕切りがなく、ブランドごとにハンガーの形状が異なっていた。ブランドではなく、「ギャラリア百貨店が選んだ商品」という点を強調するものだ。地上1階(化粧品、高級ブティック)を除く2~5階には、フロアごとにこのような店がひとつ以上入った。

百貨店側は、規模は小さいながらもユニークなコンセプトで固定顧客層を作った米国の有名百貨店であるバーニーズ・ニューヨークなどをベンチマーキングした。

ジーンズブランドだけ5つを集めた男性のデニムゾーン、アディダスからキャンパーまで、多様な靴を集めたシューズゾーンとランジェリーゾーンなど、カテゴリーキラー売り場も増えた。百貨店のあちこちに鏡とソファを配置して、売り場内のフィッティングスペースを広げた。

パク代表は「売り場スペースを最大限に活用するための戦略として、フロア別にポップアップストアも配置した」とし、「平均3~4週ずつ運営し、毎月新しいファッションを紹介する予定」と語った。トレンドに敏感な20~40代の顧客に、国内に入っていない多様なファッションアイテムをいち早く紹介するという趣旨だ。

パク代表は今回のリニューアルオープンで、今年の売上が10%以上増加すると展望した。パク代表は、「モノが違いサービスが異なる点をアピールし、うわさになって顧客が訪ねてくる‘プル(pull)マーケティング’を展開したい」と語った。早ければ来週に業界初の年会費を徴収する百貨店カードも、このようなマーケティングの一環だ。年会費5万ウォンほどを出す代わりに、百貨店の食品館や化粧品・衣類を10%割引し、無利子分割払い10ヶ月のメリットと、無料レンタカーサービスなどを提供する内容が含まれる。
  • 毎日経済_イ・ユジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-12 17:04:15




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