トップ > 数字経済 > 経済 > 有料アプリ決済、国内業者のみ逆差別

有料アプリ決済、国内業者のみ逆差別

アプリ・グーグルはパスワード・・・国内アプリマーケットは多段階で強化 

放送通信委員会のアプリマーケット規制が、国内事業者に対する逆差別論難を引き起こしている。

放送通信委員会は29日、グーグルプレイストア・SKプラネット・Tストアなどのようなアプリマーケットで有料アプリを購入する時、未成年者などが隠れて使用するせいで被害が発生する問題があるとし、決済前の安全装置を強化すると明らかにした。

現在、アプリマーケットはパスワードを入力せず、すぐに利用できるようになっている。パスワードを設定することもできるが環境メニューで別途に処理しなければならない不便さにより、ほとんどの利用者がそのまま使用している。また、マーケット別に有料・無料案内と払い戻し関連の案内文句などがまちまちであるため、利用者の不満も多い。

これにより放送通信委員会は今後、アプリマーケットに入る時は必ずパスワードを入力するよう措置した。有料アプリの場合、パスワードをもう1回入力しなければならない。ゲームのように、利用しながらアイテムを購入して追加決済(インアプリ決済)が発生する時も、パスワードを入力するように変更した。放送通信委員会はアプリ情報を詳細に知らせるため、案内文句の位置・色合いなども統一するようにした。

放送通信委員会は、「未成年者やスマートフォンの盗難などで他人がアプリマーケットを利用し、発生する決済被害が大きく減るだろう」とし、「今後も利用者の便益増進と保護の努力を持続的に傾ける」と説明した。

問題は、この過程で放送通信委員会が国内事業者と外国事業者間の規制に差を置いたという点だ。例えば、Tストア・オーレマーケット・U+ストアなど国内アプリマーケットは有料アプリを購入する場合、入場する時と決済する前など合計2回、パスワードを入力しなければならない。無料アプリを利用するとしても一度は必ずパスワードを入力しなければならない。一方、グーグルは最初に1回パスワードを設定しておけば、有料アプリの購入時にのみ入力すればよい。国内アプリマーケットの利用をさらに煩雑にしたということだ。

アプリ購入後の払い戻しの案内も、国内事業者は年内に起動画面で見られるよう措置した一方、グーグルは除外された。

放送通信委員会は、「グーグルプレイストアの場合、韓国でのみ独自的な反映が難しく、施行方法・時期などを検討するという回答を得た」と語った。アップルのアップストアは、決済手段がカードでのみされていてパスワードが義務設定されており、今回の規制対象から最初から除外された。これに対し放送通信委員会の関係者は、「パスワード入力を何度するかなどは事業者が自ら決定する問題で、政府がアプリマーケット運営を強制するという意味ではない」と解明した。
  • 毎日経済_チェ・ヨンソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-04-29 17:14:39




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア