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企業研究所、3万ヶ所を超えた

ディスプレイ、14年目の世界1位は517の研究所のおかげ 

  • 企業研究所、3万ヶ所を超えた
「世界市場シェア48.4%、年間輸出額349億ドル...」。

韓国のディスプレイ産業は14年目の世界市場1位を守っている。2001年に日本を追い越した後、一度もトップの座を譲ったことがない。世界が羨む韓国ディスプレイ産業の競争力だ。秘訣は何だろうか?果敢な設備投資とともに、企業研究所の役割が大きかったという分析だ。ディスプレイ研究所は2001年の129ヶ所から昨年末は517ヶ所へ、300%増加した。毎年14%ほどの増加だ。この期間に研究員の数も4118人から1万5133人と、267%増加した。技術研究所が新技術開発の牽引車となり、この新技術が市場を先占したわけだ。国内ディスプレイ産業の総生産額は44兆ウォンで、国内GDPの3.4%を占めている。雇用人口は127万人に達している。

輸出主力産業である通信機器・自動車・半導体もまた、急成長の背景には技術研究所の役割が欠かせない。

このように、大韓民国の経済成長の牽引車の役割を果たしている企業研究所が3万ヶ所を超えた。ここで研究開発にのみ専念する人材だけで28万人に達している。企業の付設研究所制度が施行された1981年に認定された研究所が46ヶ所(研究1917人)だった点を勘案すれば、飛躍的に成長したわけだ。

韓国産業技術振興協会によると7日、民間企業が新技術・新製品を開発するために、自主的に設立した組織である企業研究所は1991年の1000ヶ所をはじめ、2004年に1万ヶ所、2010年には2万ヶ所を超え、先月末現在で計2万9914ヶ所に達した。一ヶ月に150ヶ所ほど企業の研究所が新たに設立された点を勘案すれば、今月の中旬頃には3万ヶ所を突破する。5人以上のメーカー(13万1712社)の23%ほどが研究所を持っているわけだ。

研究人力は28万7989人と集計された。業種別に研究員数を見ると、自動車産業が3万2309人と最も多く、通信機器(2万7748人)、半導体(2万3318人)、そして機械業種(1万9887人)の順だ。自動車研究人材は、2002年に比べて1万9816人増えた。輸出額は175億ドルから718億ドル(2012年時点)と、4倍以上に増加した。自動車産業はわが国の総雇用者数の7.3%、国内製造業の生産額の11.4%、総輸出額では12.3%を占めるほどの韓国経済の核心軸だ。李賢淳(イ・ヒョンスン)前現代自動車副会長は、「1984年、現代自動車に入社した時は研究所で博士号の取得者は私一人だけだったが、今では700人を超えると聞いている」とし、「研究所の規模が大きくなり、能力のある人材が入ってきたのがグローバル競争力を備えさせた要因だ」と語った。

韓国の「半導体神話」も企業研究所という隠れた主役があったので可能だった。半導体分野の企業研究所は1337ヶ所で、2001年以降は毎年10%ほど増えている。韓国が64KDRAM(1983年)、1MDRAM(1986年)、16MDRAM(1991年)に続き、64MDRAM(1992年)、256MDRAM(1994年)などを世界に先駆けて開発したのは企業の主導的な研究開発の努力があったからだ。韓国産業技術振興協会側は、「半導体産業は、2002年から2012年まで研究所の数と研究員の数がそれぞれ2.6倍と1.9倍に増加している間、輸出量は3倍に増加した」とし、「スマートフォンなど、尖端IT製品の競争力にもシナジー効果がある」と説明した。

韓国産業技術振興協会が企業研究所と産業の関連性を調査した結果、企業研究所と研究員の数が多いほど、輸出高・生産額・世界市場のシェアも上昇した。特に研究所・研究員の数と輸出金額(0.989、0.979)、生産額(0.990、0.987)、世界市場占有率(0.943、0.919)は密接な関係があることが分かった。相関係数は1を基準に0.8を超えると高い相関関係を持つが、これらはすべて0.9を超えた。ハン・ギイン韓国産業技術振興協会理事は、「企業研究所はこの10年間、毎年約10%ずつ着実に増えた」とし、「研究所は企業の競争力と直結し、輸出を通じて成果が出ている」と語った。
  • 毎日経済_パク・キヒョ記者/ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-07 17:12:45