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長寿ブランドの変身…若年層攻略のためカフェをオープンして味まで変える


  • 長寿ブランドの変身…若年層攻略のためカフェをオープンして味まで変える
長寿食品ブランドは、変わっていく世の中で生き残るために有機物のように進化している。若年層が密集するストリートに旗艦店とポップアップカフェを開いて歓心を買ったり、製品の包装容器と味まで変えて新製品と競合している。

東西食品は、1989年に発売されたミックスコーヒー「マキシムモカゴールド(Maxim mocha gold)」のイメージ変身のために7日、ソウル聖水洞にポップアップブックカフェ「モカ本屋」を開く。50日間は誰でも入り、本とコーヒーを無料で楽しむことができる。一面黄色でデザインされた小さな建物に入ると、天井まで本がぎっしりと積まれている。会社側は低迷したインスタントコーヒー市場の突破口として若年層とのコミュニケーションを選択したと説明した。東西食品関係者は「マキシムモカゴールドの売上高が6000億ウォン台を維持しているが、ブランドが継続的に成長するには主要な顧客層である30代以上だけでなく、ミックスコーヒーをあまり飲まない20代の若い層に拡大しなければならない」とブックカフェの趣旨を説明した。実際に国内ミックスコーヒー市場は、ここ3年連続で平均マイナス2%台の成長率を見せ、下り坂を見せている。

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  • < ピングレ「イエローカフェ」 >

ヘテはソウル東大門と弘大などのにデザートカフェ「ヘテロ」をオープンして、若年層を吸収している。昨年、空前のヒットを記録したハニーバターチップだけでなく、ホームランボール、フレンチパイなどの長寿ヒットブランド製品を手作りで作って提供する。ヘテの関係者は「若年層にわが社の製品を紹介し、彼らの消費トレンドを把握できるアンテナショップだ」と説明した。

1974年に発売した後、42年の命脈を受け継いできた国民菓子オリオン「チョコパイ」は、最近の売上高不振を抜け出すために味の変化という超強気に出た。ここ3年間、年間売上高が80億ウォン程度減少し、バナナ味のチョコパイを出した。結果は大ヒットだった。発売から3週間で1000万個が販売され、品薄状態にまでなった。

1991年に発売されたピングレの「チャムプンオサンマンコ」は、サツマイモの皮の色のお菓子の中のアイスクリームにサツマイモシロップが入った「チャムブンオサンマンコグマ」に生まれ変わった。包装紙には、今年の初めに発売したスターウォーズエディションデザインを適用した。ピングレは1986年に発売後、30年間安定した人気を得ている「コッケラン」にチャンポンブームを反映した「コッケラン・プルチャンポン」を発売して若年層を攻略している。

他の会社と協業して新鮮な風を起こす企業も増えている。創立30年のコーヒー豆専門企業ジャーデン(Jardin)は、誕生から20年の長寿菓子のクラウン製菓「チョコハイム」と結合した「カフェリアル・チョコハイムラテ」を発売した。氷カップに注いで飲むコンビニポーチ型飲料の新製品だ。
  • 毎日経済 チョン・ジヒョン記者 / イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-06 19:45:57




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