財務約定大企業6社→14社へ拡大...先制的な構造調整の不誠実を払う


企業の構造調整/さらに厳格になった金融当局・債権団

金融当局は先制的な企業構造調整のために、財務改善約定の締結対象グループを昨年の6つから、今年は14へと大幅に増やしたことが確認された。財務約定を締結するほどではないが、綿密な管理が必要な「管理対象系列」には2つのグループが新たに選ばれた。これまでとは異なり信用供与額の多い主債務系列選定の敷居を下げ、いくつかの「手管」を防ぐために非財務項目まで含めたため、対象グループが大幅に増加した。

金融界によると12日、KDB産業銀行とウリ銀行は今月中に韓進(ハンヂン)・錦湖(クモ)アシアナ・東国(トングク)製鋼・東部(トンブ)・STX造船海洋・大宇建設・韓進重工業・城東(ソンドン)造船・漢拏(ハルラ)・STX・SPP・現代・大成(デソン)・現代産業開発など14の系列と財務約定を締結する。これらの系列が金融機関から借り入れた規模は20兆ウォンを超える。

このうち韓進と錦湖アシアナ、東部と城東造船そしてSTXは、昨年に続いて財務改善約定を再締結することになった。昨年に含まれていた大韓電線は、債権団の出資転換を通じて主債務系列から除外された。業種別では造船が5つ、建設が4つ、海運・航空が3つ、鉄鋼が1つ、その他が1つだ。

財務改善約定を締結すれば主債権銀行と協議して、△負債比率の削減、△系列会社の売却・借入金の償還、△系列の構造調整、△企業支配構造の改善計画等を作成しなければならない。

主債権銀行が毎年2回約定履行の成否を点検するなど、強力な統制を受ける。緊急治療室や集中治療室に入って深刻な状況に至る前に、強制的に入院治療を受けることに例えられる。

韓進グループは大韓航空の実績が悪化した中で、韓進海運を抱え込むことに伴って財務約定から抜け出せなくなった。錦湖アシアナは、錦湖産業とアシアナ航空のターンアラウンドが確実になれば卒業が可能となる見通した。錦湖産業は今年、ワークアウト卒業が予想されている。東国製鋼は鉄鋼業界の不況により鉄鋼メーカーでは唯一、財務約定対象企業となった。東部は構造調整計画を進めているが、財務約定を脱することができなかった。東部は昨年3兆ウォン台の自救計画を立て、東部製鉄仁川工場と東部発電唐津はポスコに売却する案を推進中であり、東部エクスプレスなど、他の系列会社に対する売却を進めている。

STX造船海洋・城東造船・SPPなど造船の主力系列は、景気沈滞で数年のあいだ構造調整を進めてきており、構造調整が最終段階に入った。債権団の自律協約中の城東造船海洋は、今年から営業が正常化する見通しだ。債権団は最近、1兆6228億ウォンの出資転換を完了して、上半期中に完全に資本蚕食を解消する計画だ。

今年、新たに財務改善約定を締結する現代グループも、昨年に3兆ウォン規模の自救計画を発表し、財務構造の改善に乗り出した。最近、現代商船のLNG事業を売却し、現代証券の株式売却に乗り出すなど、組織のスリム化に乗り出しており、債権団の反応が注目される。大宇(テウ)建設・現代産業開発などは建設業の不況で、今回初めて財務改善約定を締結することになった。

金融当局と債権団は、財務改善約定の締結基準を大幅に緩和し、構造調整の意志を強力に示した。財務改善約定を締結するための前提となる主債務系列を選択する際に、信用供与額の基準を金融会社の総信用供与額の0.1%から0.075%に下方修正した。これにより、2013年には1兆6152億ウォンを超えれば主債務系列に編入されたが、今年は1兆2251億ウォンを超えると対象とされる。ただし、今年の主債務系列に新たに編入された韓国タイヤ、亜州産業・ハンソル・豊山(ポンサン)・ハイト真露・富栄(プヨン)などは財務約定の締結対象から除外された。

非財務評価を加味したことも一つの特徴である。金融委員会の関係者は、「財務約定締結対象を選定する際、財務以外の項目は詳細な適用指針がなく、実務上は反映されなかった」とし、「今回は財務以外の評価項目を5つに分けて、このような内容が実際に適用されるようにした」と語った。

財務改善約定の対象企業まで確定したことにより、今後の構造調整の成功可否は金融当局と債権団の意志に加え、企業側の協力にかかっているという指摘だ。互いに責任の押しつけあいに出れば、双方が負けるゲームで終わるのが企業の構造調整だからだ。
  • 毎日経済_パク・ヨンボム記者/アン・ヂョンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-12 17:39:14