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統一韓国は投資大当たりのチャンス

ドイツ、統一10年後にDAX指数5倍跳ねた 

「南北が統一されれば、グローバル投資者に"大当たり"投資のチャンスを提供するだろう」

対外経済政策研究院(KIEP)のユン・ドンリョン専任研究委員は13日、毎日経済新聞主催で開かれた「グローバル代替投資カンファレンス(GAII)2014」でこのように明かした。

ユン研究委員は、「多くの投資者が統一費用に対する負担を憂慮しているが、費用増加は一時的な現象に過ぎない」とし、「経済統合が安定化すれば、韓国がフランス・ドイツなどよりGDPが高い強大国になるだろう」と展望した。

ユン研究委員は、統一韓国の成長潜在力を説明するため、東・西ドイツの統一事例を例に挙げた。KIEPによると、1990年のドイツ統一以降、10年間フランクフルト株式市場のDAX30指数は1420.73から6512.91へと5倍近く上昇したことがある。彼は、「統一後、東ドイツの生産性は予想より早く西ドイツに追いついた」とし、「ドイツの事例はなぜ統一が"大当たり"を打ったのかを説明する良い例」だと述べた。

KIEPによると統一時、北朝鮮の経済特区と高速道路・鉄道敷設などインフラストラクチャー整備事業にのみ約60兆ウォンという費用が投入されると展望する。とくに統一以降、最も大きな恩恵を受ける分野として運送が挙げられた。

彼は、「東北アジアの地政学的構図が完全に変わるだろう」とし、「インフラ投資・ガス送油船投資など、関連の大規模プロジェクトが同時多発的に推進されるだろう」と見通した。投資者の呼応も高かった。ある共済会の関係者は、「統一後の北朝鮮投資に対して考えるようになった良い機会だった」と語った。
  • 毎日経済 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-13 17:41:01




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