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外国人のカード決済額初めて集計、このうち半分がヨウカー(中国人観光客)

韓国でカード消費83%増加…中国人観光客はショッピング・宿泊に集中、ロシアは医療観光に関心 

  • 外国人のカード決済額初めて集計、このうち半分がヨウカー(中国人観光客)
  • < 国家別クレジットカード支出額 >

昨年、外国人が国内で使用したカード金額のうち半分近くは「ワンソバン(中国人)」のお金であることが分かった。中国人の国内での支出は1年前より大きく増え、ロシア人の消費も急勾配で増加の勢いをみせた。

14日、文化体育観光部と新韓カードが共同で出した「2013外国人クレジットカード国内使用支出額の現況分析」によると、さくねん外国人は国内で約7兆8000億ウォンをカードで決済した。新韓カードが国内で使用されたビザ・マスター・ウンリョン・JCBなど主要グローバルブランドカード社の支出資料まで収集・分析した。

去る一年間、中国人がカードで決済した額数は3兆8000億ウォンで、全体外国人の使用額で占める割合は48.1%に達する。日本(18.5%)・米国(9.5%)・香港(3.1%)などが後を継いでいるが、絶対的割合の差が大きい。

中国人の国内消費は急増の勢いをみせている。昨年、中国人の国内支出は前年に比べて実に82.7%増加し、全体外国人の平均増加率(23.8%)を圧倒した。中国人は全体支出で半分近い1兆8500億ウォンをショッピングにつぎ込み、宿泊にも9700億ウォンを使った。これ以外に食べ物・病院・スポーツ・文化体験などの業種でも他の国の人より最高80倍を越えるお金を支払った。

新韓カードのパク・チャンフンビッグデータマーケティングチーム部長は、「中国人はスポーツ・文化などの体験を重視する自由旅行客中心で、多様な地域と業種で消費をしている」とし、「医療部門と家電購入などでは高額決済の性向もみせている」と説明した。

国内でお金をあまり使わなかった国家は日本だけだった。昨年1兆4535億ウォンで前年に比べて22.4%減少した。

調査を通じてあらわれた特異点のうちの一つは、ロシア人の国内消費が大きく増えているという点だ。昨年、ロシア人は韓国で1489億ウォンを使った。これは前年に比べて24.7%増えた数値で、外国人平均増加率より高かった。ロシア人は消費パターン面でも差別化された歩みをみせている。他の国がショッピングや宿泊に主にお金を使う間、ロシアは病院業種に40%近く集中した。あるカード社の社長は、「すでにタイでは中国人を越えたほど、ロシアの観光客数は全世界的に増える傾向」だとし、「ロシア人が韓国を訪れる主な目的は、医療観光と高価家電製品の購入」だと耳打ちした。

使用部門別には観光が5兆7000億ウォンと圧倒的に多い割合を占めたが、スポーツと医療もそれぞれ103.2%・60.1%という高い増加率をみせた。スポーツ業種内でも中国人で込み合う野外ゴルフ場に支出したお金が1年の間で149.9%急増し、医療業種では中国人が主に訪れた整形外科とロシア人が集中した総合病院での支出増加の傾向が最も高かった。
  • 毎日経済_イ・ユソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-14 17:32:06




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