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商標権紛争で大企業「アモーレパシフィック」に勝った中小企業「オガダ」

中小企業「オガダ」、アモーレパシフィック相手に勝訴/ブランド管理で2年間に訴訟50%急増 

  • 商標権紛争で大企業「アモーレパシフィック」に勝った中小企業「オガダ」
日本など海外進出にも成功した国内漢方茶業者である「オガダ」は先月中旬、大企業のアモーレパシフィックとの商標権紛争で勝訴した。

紛争の発端はアモーレがまず「オガダ」という名称を商標登録したことにあった。2009年、漢方茶事業に挑戦していたオガダは健康食品事業への進出を狙ったが、昨年3月、アモーレが先に類似する商標登録を申請した事実を知って、特許審判院に異議申請を提起した。

これに特許審判院は、「出願商標(アモーレ)と先登録サービス(オガダ)の称号が同一なことは偶然の一致と見ることができず、先登録サービスが持つイメージや顧客吸引力に便乗し、不当な利益を得ようと出願したものと見ることが妥当だ」とし、オガダの手をあげた。すなわちアモーレはあらかじめ商標登録を行ったが、実質的な企業活動がなかった半面で、オガダはブランドの生産活動を通じて消費者から認知度を得ただけに、商標固有権限が後発企業のオガダにあるというわけだ。

この間、中小企業は不当利得を目的として商標を先取りする一部の大企業や、商標ブローカーらの主なターゲットになった。国内商標法が「先登録主義」を標榜しているせいで、中小企業が商標を使用しようとしても、一部の大企業とそれを後ろ盾にしたブローカーが先に商標を登録して告発すると、なすすべもなくされるがままのケースが多かったからだ。このため、大企業と中小企業間の商標権紛争は、ダビデとゴリアテの戦いに比肩された。しかし、最近その様相が変わってきている。

中小企業がブランド拡張に活発に乗り出し、実際に使用していない商標まで取り戻す例も生じている。カカオトークの国民的ゲーム「エニパン」で有名になっSundaytozは昨年9月、エニパンを活用したキャラクター事業を推進するため、2004年にエニパン商標権を取得してから使用していない「Good N Joy」を相手に不使用取消審判を提起して勝訴した。

中小企業が最近になって足早に動く理由はもう一つある。景気が難しくなるやいなや零細企業らが、すでによく知られている企業の名前をマーケティングの手段とする盗用事例が増えているからだ。生活用品専門企業の代名詞である「ダイソー」の類似ブランド「ダ○ソ」とお粥ブランドのポンジュクの類似ブランド「ポン○」などが代表的な事例だ。

商標権関連の紛争は統計上でも増加傾向にある。商標権の侵害時、裁判所を通じた商標権関連の訴訟も2010年は269件に過ぎなかったが、2012年には405件と、2年で50%以上増えた。
  • 毎日経済_イ・ドンイン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-25 17:35:28