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ヒーリング族、百貨店の文化センターに押し寄せる

人文学・ダイエット講座急増...財テク・ウェルネスから進化 

  • ヒーリング族、百貨店の文化センターに押し寄せる
  • 新世界百貨店アカデミー(文化センター)で開かれる美術講義[写真提供=新世界百貨店]

百貨店・大型マートなどの流通業界では「大物顧客」として通用する文化センターの会員が、この春は「ヒーリング」を切望しはじめた。文化センター講座の中で、人文学・綴り方やダイエットプログラムなどに対する申請受付が例年より大幅に増えているからだ。

来週から本格的に開講するこの春のアカデミー(文化センター)のために、先月末から申請を受付けた新世界百貨店は、25日までに申し込み状況を中間集計した。その結果、ダイエットと人文学の講義の申請比率がそれぞれ40%と20%を占め、全体講座申請者の半分を超えたことが分かった。

まず全体の受付率が昨年同時期より10%程度高いうえ、ダイエット講座の場合、申込締切までの速度が最も速いと現れた。新世界側はとうとう昨年の春学期よりもダイエット理論・実習講座数を30%以上拡大し、押し寄せる申請者を受け入れている。

百貨店業界では、ふつう夏学期の文化センターにたくさん押し寄せるダイエット講座が、春から人気を集めたのは前例のないことだと見ている。

キル・シニョン新世界百貨店文化チーム長は、「体型をあらわにする夏場ではなく、派手な服を着始める春から自分の体型づくりを通じて個性を表わし、これをもって心の癒しを得ようとする顧客が増えている」と語る。

これは最近、中高年層を中心に「若い消費」が流行を引きつけている現象ともかみ合う。

人文学講座にも新たな変化が起きている。現代デパートは最近、春学期の文化センター申請顧客7万人あまりを対象に受付状況を分析し、今年の講座の特性を「HAPPY」というキーワードで整理した。このうち「H」は「人文学(Humanities)」で、「P」は「ヒーリング(Peaceful)」を意味する。

現代デパートの場合、既存の人文学講座は文学と哲学中心だったが、今年から世界各国の音楽・歴史を接ぎ木した「音楽で旅立つ世界旅行」や、美術を加味した「絵画で学ぶダンテの神曲」など、さらに多彩になった。これらの人文学講座は受付5日後で早期終了した。

人文科学とは別個に、既存の瞑想学講義も今年はその目的を具体的に解きあらわした名前に変わった。「絵を通じた心理治癒法」や「書くことで得る心の癒し」など、ヒーリングを表面に出したわけだ。

平日より週末に、家族と一緒に講義を聞こうとする消費者も増えている。ロッテマートによると、昨年は20%にとどまっていた文化センターの週末講座率は、今年は50%まで上がった。週末に父母と子供の両方が一緒に参加できる講義も大幅に拡大される傾向にある。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-25 17:04:28