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サムスン限界突破、B2Bで解決策見つけた

WSJ「サムスン電子のヨーロッパ流通網3倍に」/東南アジアの組織、教育・リテール・ヘルスケア再編...IT・家電をパッケージ供給 

  • サムスン限界突破、B2Bで解決策見つけた
サムスン電子がB2B市場で「限界突破」のための糸口を見つけた。19日、業界によるとサムスン電子は今年初め、東南アジア地域の国外法人B2B組織を全面的に改編し、市場攻略に乗り出した。ヨーロッパ・米国などにくらべて相対的に遅れている東南アジア地域の国々で、最近、道路・通信網や港湾・空港などのインフラ拡充が活発になり、IT・家電などのB2B需要が急増しているからだ。

サムスン電子は従来、製品ごとに分かれていた東南アジア地域のB2B営業組織を、需要者中心の教育・リテール・ヘルスケアなどの部門に「再編成」した。以前はエアコン担当者と電子黒板の担当者が分かれていたとすれば、新しいシステムでは、学校を担当するB2B組織が電子黒板とスマートスクール・学校エアコン・教育タブレットPCなどを一挙に営業する方式だ。

このために、サムスン電子のエアコン営業網を通じて、新築の建物にエアコン・LED照明・商業用ディスプレイを一緒に提供する営業が可能だ。

サムスン電子はこれを通じて最近、インドネシアのジャカルタの64階建て超高層オフィスビルに対するシステムエアコンの供給権を獲得した。今年はディスプレイとモバイルを統合したスマートTVを主な武器に、東南アジアの5つ星ホテルにTVの供給を打診する計画だ。

20日からインドネシアのバリ・コンベンションセンターで開かれるサムスン電子・東南アジアフォーラムでも、B2Bソリューションを集中披露する。インタラクティブ・ホワイトボードを活用した教育用と会議用のディスプレイ、サムスンスクール、プリンタ、システムエアコンなどが主な製品だ。

22日には東南アジア地域B2B取引先を対象に、カンファレンスを行う予定だ。

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シンガポールではチャンギ国際空港とフランチャイズ店に、サムスン電子LEDランプを供給した。

フィリピンでは昨年7月に完成したアリア・レジデンスタワーにサムスン電子システムエアコンを設置した。キム・ソクピル サムスン電子グローバルB2Bセンター長は、「東南アジアのインフラストラクチャ市場の成長によるB2B需要を事前に予測し、LED照明・システムエアコン・商業用ディスプレイなど、潜在力の大きいB2B市場の攻略を更に強化していく予定だ」と語った。

IMF(国際通貨基金)のレポートによると、東南アジア地域は2013年から2020年までに、世界の国内総生産(GDP)年平均成長率である3.9%を超える4.6%の成長を続けるものと予想される。

サムスン電子は2011年、B2Bサポートセンターを作った後、今年初めにグローバルB2Bセンターを新たに発足させた。

東南アジアだけでなく、ヨーロッパや米国などでもB2Bの営業を拡大している。スマートフォンやTV・生活家電などの既存B2C市場が限界に至ったと判断されることによって、李健煕会長が注文した「限界突破」をB2B市場で探そうというものだ。

一方、ウォールストリート・ジャーナルはサムスン電子が欧州の小売流通網を3倍近くに増やす計画だと報道した。この報道によると、サムスン電子は現在、31のヨーロッパ地域の店舗数を今後数ヶ月の間に100近くに3倍以上に拡大し、北米地域でもカナダにショップインショップ形式の体験型ショップを上半期中に90ヶ所を新たに開く計画だ。

最近サムスン電子はアップルストアのデザインに重要な役割を果たしたTim Gudgelチーフデザイナーを、米国法人の小売販売事業部副社長(ゼネラルマネージャー)に迎え入れた。
  • 毎日経済_イ・ジンミョン記者/イ・ギョンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-19 17:40:35