昨年、国の財政8兆5千億 パンク...不況で法人税・譲渡税急減

株式売買減り、証券取引税も「すとん」/「ガラスの財布」勤労所得税は増え 


昨年、わが国の経済は2012年に比べて4.1%ほど、名目成長率に基づいて成長した。しかし肝心の税収をつぶさにみると、2013年は2012年対比で1兆1000億ウォン減少した。計画対比で8兆5000億ウォンほど少なかった。

原因は法人税と証券取引税の減少だ。政府は、特に金融会社の利益が減少した影響が大きいと説明した。これに不動産景気の沈滞による譲渡所得税の減少も一役買った。問題は、今年もこのような税収不足が続くかどうかだ。

10日、企画財政部によると、昨年の国税収入は法人税減少などの影響で、2013年国税歳入予算(210兆4000億ウォン)と比較して、8兆5000億ウォン(4%)少ない201兆9000億ウォンを記録した。税目別にみると、法人税収入が43兆9000億ウォンで、前年より2兆1000億ウォンほど減った。有価証券市場12月決算法人の営業利益は、2011年分61兆1000億ウォンから、2012年分58兆8000億ウォンに減少した。

けっきょく企業が金を稼げないので国の財政も倒れるというわけだ。銀行や証券会社の利益減少が大きな影響を与えたと政府は見ている。野党と市民団体の一角では、法人税を上げなければならないという主張も出ているが、こうなると企業業績の追加的な悪化→法人税収の追加削減など、悪循環が予想される。

株式取引代金減少の影響で証券取引税も減った。証券取引税は、昨年は3兆1000億ウォンで前年より6000億ウォン減少した。これは株式市場の取引代金減少による。取引代金は2012年の1196兆ウォンから、昨年は986兆ウォンで17.6%減少した。不動産景気の不振で、譲渡所得税も昨年6兆7000億ウォンをかき集めたが、これは前年より8000億ウォンほど少ない金額だ。

一方、サラリーマンが払う勤労所得税は2兆3000億ウォン増加した。

総合所得税も、自営業申告所得の増加と所得税の最高税率課税標準区間(3億ウォン超過38%適用)の新設などで1兆ウォンに増えた。仕事集中割当課税で贈与税も4000億ウォン増加した。民間消費が1.9%増えて、付加価値税も3000億ウォン増えた。

問題は、2014年にも税収が足りない状況が繰り返されるのではないかという点だ。

政府が目標とする、今年の国税収入は218兆5000億ウォン。昨年の歳入計画だった210兆4000億ウォンよりも8兆1000億ウォン多い。また昨年、実際に納められた国税収入201兆9000億ウォンに比べ、16兆6000億ウォンも多い数値だ。しかし、金融会社などの企業業績は大幅に改善されると予想されず、無理な数値との指摘がすでに出ている。

政府は地下経済の陽性化を答えとして掲げている。イ・ソクチュン企画経済部2次官は「昨年は金融情報分析院(FIU)の情報などが遅れて渡されるなど、地下経済の陽性化基盤が整っていなかったが、今年は洗練された方式としつつ、これまで現れなかった陰性の高所得者の税金逃れを防ぐ」と語った。

イ・ソクチュン次官はまた、「今年の税収展望値は比較的保守的に作成されたと思う」とし、「消費と投資が改善され、対外条件が大きく揺れなければ、昨年のような大規模な歳入不足の事態はないだろう」と語った。
  • 毎日経済_シン・ヒョンギュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-10 17:29:58