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15~29歳の青年失業率10.3%…1999年以来、6月では過去最高


  • 15~29歳の青年失業率10.3%…1999年以来、6月では過去最高
  • < 6月基準の青年失業率 >

先月、15~29歳の青年失業率が10.3%を記録して、1999年に統計の算定方式を変更して以来、6月の数字では最高値を記録した。青年失業率は2月以降、毎月最高値を継続している。また、造船企業が密集する慶南地域の失業率は、前年同月比で1.0%ポイント上昇した3.9%を記録し、最も大きく上昇した。

統計庁が13日に発表した「6月の雇用動向」によると、先月の就業者は2655万9000人で、前年同月との対比で35万4000人増加した。就業者の増加は、この4~5月は2カ月連続で20万人台にとどまったが、先月に30万人台を回復した。これは昨年のマーズ(中東呼吸器症候群)事態で、飲食・宿泊業で就業者が大幅に減少したことによる反動が大きかったと分析される。先月の全体雇用率も61.2%で、前年同月との対比で0.3%ポイント上がったし、失業率は3.6%で0.3%ポイント下落したが、青年層の失業率はむしろ0.1%ポイント上昇して対照を成した。

6月の青年失業率は、求職期間の基準を1週間から4週間に変えた1999年6月に11.3%を記録して以来、最も高い数値だ。 15~29歳の若年層の雇用率は1.7%ポイント上昇した43.1%を記録したが、全体の雇用率61.2%にはまだ大きく及ばなかった。

統計庁のシム・ウォンボ雇用統計課長は、「青年失業率は公務員試験の影響で上昇する傾向があるが、今回はそれほど大きくなかった」とし、「ソウル市の地方職受験者が集計される7月には、青年層の雇用指標は悪化することがありうる」と語った。

青年失業率が好転しないのは、製造業の不振が影響を及ぼしたものと見られる。 6月の製造業の就業者は前年同月比で1万5000人の増加にとどまり、2013年8月以来34ヶ月ぶりに最も少なかった。特に造船業の不況が雇用市場を悪化させていると分析される。先月、慶尚南道地域の失業率は1.0%ポイント上昇した3.9%で、全国で最も大きく上がったし、蔚山地域の失業率も0.4%ポイント上昇した3.6%を記録した。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-13 18:18:37




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