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ソウルの商圏、急速に再編…ビッグデータでキーワード分析してみた

弘大は「メイク」で江南駅は「デザイン」… 

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# 若い芸術家たちが一人二人と集まって、初期の商圏が形成されたソウルの弘大の街並み。可愛らしい小物を売るアクセサリー店、特色あるインテリアで装飾されたカフェなどが相次いでオープンした。ところが商圏が成熟期に達し、外国人観光客まで集まったことから弘大の街並みが変わり始めた。若い女性の訪問が増えて、国内の大手企業と海外有名ブランドの化粧品売り場が次々とオープンした。芸術家の「残響」のように残っているスタジオの周辺には、メイクアップショップが立ち並んだ。弘大の街並みがある瞬間に「メイクアップのメッカ」として浮かび上がることになったわけだ。

# 江南駅商圏は地下鉄9号線と新盆唐線の開通以来、商圏の変化が加速している。アクセスが便利なうえに流動人口が大幅に増えるやいなや、消費者に「顔」を広めようとファッション・IT企業がこの場所にデザイン能力を総集結させたフラッグシップストアを出した。それと同時に、もう一方では新鋭デザイナーたちのアクセサリーなどを販売する、ソーホーショップ街が場を占めた。デザイナー養成塾が密集し、江南駅はいつのまにか「デザインの中心街」として急浮上している。

ソウルの商圏が急速に変化し、消費者の商圏に対する認識も「光の速度」で変化している。消費者が弘大や江南駅だけでなく、明洞をはじめとするソウルの主要商圏を訪れたときに、頭の中に思い浮かべる言葉が急速に変わっているわけだ。 24日、毎日経済新聞はSKプラネットビッグデータ分析システム「ビーンズ3.0」にソーシャルネットワークサービス、ブログ、ニュース、コメントなど、さまざまなオンラインチャネルからソウル市内の主要商圏と関連して生成された39万件のキーワードを分析した。

昨年の下半期(7~12月)と比較すると、今年の上半期(1~6月)にオンライン上で表出された明洞、弘大、街路樹通り(カロスキル)、江南駅、梨泰院、清潭(チョンダム)など、ソウル市内の主要商圏関連のキーワードは急変を重ねた。

弘大商圏では「化粧品」と「メイクアップ」に対する言及は、6ヶ月前に比べてそれぞれ97%と90%急増したことが分かった。化粧品やメイクアップのために弘大を訪れる消費者が、それだけ急速に増えたことを意味する。また江南駅とともに「ブランド」(21%)と「デザイン」(20%)が代表的な急上昇キーワードに選ばれた。

明洞商圏と関連しては、期待どおり「中国人」が6ヶ月前に比べて91%ほど増加したことが分かったし、「東大門」に言及したキーワードも同じ期間に73%が増えたことが分かった。街路樹通りでは「観光」(75%)と「ファッション」(71%)などが急上昇キーワードにあげられ、梨泰院では「外国人」(68%)と「中国」(59%)への言及が大幅に増えた。商圏の高級化が続いている清潭商圏では、最も大衆的なキーワードの「ファッション」が急下降キーワードとして選ばれた。

SKプラネットの関係者は、「消費者がオンライン上に、特定商圏と関連したメッセージを上げたときに関連して言及する言葉の推移を見ると、商圏の変化も検出することができる」と説明した。
  • 毎日経済_チェ・スンジン記者/チョ・ソンホ記者/パク・ウンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-24 20:15:06




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