大型マートの独自商標(PL)に韓国消費者はとりこ

ポテトチップ・ヨーグルトなど続々と1位...マーケティング費用無く不況期に人気 


景気沈滞が長期化し、大型マートの独自商標(PL)商品が最盛期を迎えている。

PL商品がメーカーブランド(NB)商品を抜いて、同種製品の中で1位に上がるケースが相次ぎ、PL商品1位の時代が本格化している。不況の時代を迎え、PL商品が低価格を武器に急成長している。去る4月に発売されたイーマートのPL商品「真心を込めたプレーンヨーグルト」(以下、真心ヨーグルト)は、発売1カ月半ぶりにイーマートで売上1位を記録し、業界を驚かせた。真心ヨーグルトは4月の発売後から売上が5億ウォンを記録し、今月に入って25日までに6億ウォンほど売れ、同じ期間で5億5000万ウォンの売り上げを記録した競合NB商品を上回った。

真心ヨーグルトの成功の秘訣は価格だ。900グラムで4800ウォン、100グラム当たり533ウォンだ。一般NB商品の価格が100グラムあたり662ウォンである点を考慮すると、19.5%ほど安い。さらに健康ブームのトレンドをしっかりキャッチして、糖成分を入れない製品を開発したことも功を奏した。

真心ヨーグルトのほか、昨年10月に発売したイーマート「紅參精(ホンサムヂョン)」は紅參市場不動の1位の「正官庄紅參精」の売上を超えるほどの人気を集めた。また、イーマートがチリ現地のワイナリー「シャトーラフィット」と手を組んで出した「ロス・ヴァスコス」も、イーマートで販売されている約1万種あまりのワインの中で1位を記録している。ホームプラス「良い商品1A牛乳」(1リットル)は、昨年9月から今年3月までに636万本も売れた。単品では大型マートで一番多く売れたNB牛乳(503万本)よりも26.4%多く販売された。

ロッテマートではPL商品の「トンクンポテトチップ」と「トンクンチョコパイ」が、それぞれ同種品目のうちで1位を走っている。コンビニでもPL商品がNB商品を抜いて売上1位を記録している。

セブンイレブンが先月末、ロッテフードと共同開発した「ミルクかき氷・雪」はデザート熱風とともに需要が爆発的に増加し、発売してから1ヶ月も経たずに売上比較でアイスクリーム部門1位に上がる気炎を吐いた。

このようにPL商品が急浮上しているのは、品質に比べ低廉な商品を探しまわる実利型消費者「プライスチェイサー(Price Chaser)」が増えつつ、販売代理店がPL商品を多様化する傾向が作り出した結果だ。PL商品が価格対比での品質が良いという消費者の意識が増え、PL商品の売上が既存のNB商品の売上を超える事例が相次いでいる。イーマートの関係者は、「景気沈滞に営業規制などで二重苦を経験している大型マートが、本来の競争力を見出すために、戦略商品としてPL商品を競争的に出荷している」とし、「メーカーとの事前企画やトレンドの研究を通じて、品質と価格競争力を同時に満足させるPL商品発売に死活をかけている」と説明した。
  • 毎日経済_キム・ヂュヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-26 17:06:57