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数字経済 > マーケット > 今年の流通キーワード「B・R・E・A・K」
今年一年は名品に対する自己誇示型消費が増え、40代の中・壮年層が主力消費者層として浮上する展望だ。
ロッテ百貨店は今年一年の流通トレンドを「ブレイク(BREAK)」と定め、2日発表した。
「BREAK」はそれぞれ、△ストレス解消型消費(Burn-out)、△回春消費者(Rejuvenation)、△美食家全盛時代(Epicure)、△代替型消費(Alternative Consumption)、△キッチュ文化と超ニッチ商品登場(Kitsch & Niche)だ。
ストレス解消型消費は内的ストレスを外的に解消するための自己誇示型消費だ。昨年、カナダグース熱風に触発された名品消費は、各種の割引とかみ合って、今年も継続して続く展望だ。
回春と関連しては、外貌の装いに関心の高い40代の中年男性が財布を果敢に開き、今年のファッション消費にも彼らが主要顧客として浮上する展望だ。
間食ひとつにさえもおいしい物を求めて食べる消費者が増えつつ、百貨店に陳列された高級製菓ブランドの売上は大幅に増えている。
名品消費は増えるが、これを代替する中・低価型消費が増加する点も注目される。B級キッチュ文化が盛んになりつつ、ニッチ商品もさらに多様になっている。