ロッテ焼酎の屈辱…イ・ジェヒョク代表「戦略を組み直せ」

ロッテ七星 

「われわれは本当に江原道の酒か?ところで、なぜこの程度しかできないんだ」。

ロッテ七星のイ・ジェヒョク代表がさいきん役員会議で、地方の酒類市場で頑張るように強く促したと伝えられ関心を集めている。地域の縁故が強い市場でさえ1位になれず、不振な販売実績を続けていることによる叱責だ。

会社の高位関係者は25日、「最近、役員の集まりでイ代表が江原道や釜山など、ロッテの地域縁故が強い所で他の酒に押される状況に対し強い口調で指摘した」とし、「これら地域で自尊心を回復するように、マーケティングと営業戦略を確実に組みなさいと指示した」と語った。

ロッテ「チョウムチョロム」はもともと江原道江陵で始めた「鏡月焼酎」が最初だ。過去、鏡月は「グリーン焼酎」と「山」を先頭に、江原道地域の絶対強者として君臨した。しかし大企業に主人が変わった現在、「チョウムチョロム」は江原道で「チャミスル」(ハイト真露)に押されて万年2位だ。2000年代中盤以後、一回も1位を占めたことがない。

苦肉の策でロッテは去年「山焼酎」をリニューアルして、「サンチョロム」という製品を江原道地域の特化商品として発売した。しかしこれすらも江原道の消費者にそっぽを向かれている。ロッテ関係者は「‘サンチョロム’販売実績は有名無実の水準」だと語った。

会議では他の地域問題も挙論されたと伝わった。代表的な例が釜山だ。釜山はロッテにきわめて特別な所だ。プロ野球団の中で最高人気を享受しているロッテ・ジャイアンツ球団を釜山で運営しているし、ホテルとデパート、マートなどロッテの代表事業が群がっている。

しかし釜山でロッテの酒はそれこそ「冷や飯」扱いだ。酒類業界では「屈辱」という表現まで公然と出回るほどに不振が深刻だ。馬山に本拠地を置く舞鶴焼酎「チョウンディ」が70%内外のシェアで釜山地域を占領しているし、釜山の地元企業であるテソン酒造「チュルゴウォイェ」がその後を追っている。一方、ロッテ「チョウムチョロム」の釜山市場のシェアは10%にも及ばない。釜山と慶南地域を平定した舞鶴焼酎はソウル・首都圏に領域を拡大し、全国シェアで2位のロッテまで脅かしている。

酒類業界の関係者は「釜山はロッテに聖域も同じ所なのに、焼酎シェアがヒトケタにしかならないということは言葉とおり屈辱」と言いつつ、「根本的なマーケティング戦略に変化が必要だ」と指摘した。

ロッテ関係者さえ「釜山地域内のロッテ関連会社の役員らだけでもチョウムチョロムを飲んでくれればシェア10%は超せるだろう」としつつ、「ジャイアンツ運営に莫大な資金を投入し、人気がとても高い球団なのに、ジャイアンツファンがプロ野球を見て会食する時に飲む焼酎がロッテ製品ではないことは本当に問題がある」と自分を責めた。

ロッテは忠北(チュンボク)の地元業社を買収したが、この地域でも1位になれない。ロッテは2011年、350億ウォンをかけ、忠北の地元酒類業者である忠北焼酎を買収した。少なくない資金が投入されたが、効果はぱっとしないと言うのが業界関係者らの分析だ。忠北の焼酎市場でロッテ「シウォン焼酎」はハイト眞露「チャミスル」に押されて2位に止どまっている。
  • 毎日経済_ナム・ギヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-25 18:04:01