サムスン電子「核心的人材を逃したCEOは減点」

サムスン戦略会議…グローバル人材の獲得「オールイン」/アップル首席デザイナー・海外人材大挙採用/来年、システム半導体・通信装備分野に集中 

サムスン電子が外国人の核心的人材獲得にさらに拍車をかけ、グローバル人材戦争の錨をあげた。19日サムスン電子によれば、去る17日から20日まで器興(キフン)と水原事業場で進められているグローバル経営戦略会議で、サムスン電子は「グローバルな核心的人材の獲得に、積極的に投資して努力しなければならない」と言う方針を真剣に論議した。

サムスン電子とサムスンの一部系列社は最近、日本の電子業界の優秀な人材と大量採用契約を結んだと伝えられた。サムスンと競争する企業に属していた人材で、会社名は明らかにしなかった。採用された人材の大部分は日本の現地勤務を条件に採用された。

サムスン電子は2~3年前から自動車会社の研究開発(R&D)人材も積極的に獲得した。今後の電気車時代に備えた布石と思える。

最近、アップルの首席デザイナーのTim Gudgelをサムスン電子が獲得たこともグローバル人才戦争の断面だ。

来年にはシステム半導体と通信装備市場などの分野で、核心的人材の獲得競争が熾烈になるようだ。モバイル市場の成長によってシステム半導体の需要が多くなり、携帯電話と生活家電販売を取り囲んだ主要企業間の競争も深まっているからだ。

サムスン電子の主要な社長らは、海外出張の半分を優秀な人材獲得のためのインタビューに割く。

サムスン電子関係者は「社長または副社長級で海外出張に出れば取引先にも会い、同時にインタビューもするので、1回出張に出れば2~3人ずつの獲得対象の核心的人材とインタビューすると思えば良い」と語った。

サムスン電子人材開発室の人員は一年の半分以上を海外で過ごす。外国人の核心的人材採用のためだ。主要地域は米国だが、最近は中国とインドでも核心的人材の採用が増えている。

優秀な人材を確保することだけではなく、離職しないように維持することも重要だ。サムスンはこのことから、核心的人材がサムスンを去る場合に対して該当のCEOまたは事業部長の人事考課に減点要因として反映する事にした。

グローバルヘルプデスクを設置して、外国人役職員の専用同好会などを運営することも、核心的人才の離職を最小化するための措置だ。グローバルヘルプデスクは海外の優秀人材の採用が決まる瞬間から、ビザ発給などいっさいの支援が始まり、本人だけではなく家族の生活の便宜まで提供する。

韓国語に不慣れな外国人社員のために銀行業務に付き添うなど、日常生活すべての部分に通訳が支援され、家族のための文化体験プログラムも定期的に運営する。

最近は海外の核心的人材が韓国勤務を希望しない場合が多いという点に着眼して、米国や中国、ヨーロッパや日本などの現地で勤めることができる条件を提供することにし、現地の小規模研究所またはR&D事務室も設置している。サムスン電子は2010年に4万6715人の外国人海外現地人力を採用したのに続き、2011年は5万8662人、2012年には7万1419人を採用した。
  • 毎日経済_イ・ヂニョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-19 17:28:31