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サムスンSDS、リハンなど 韓国公募株が沸く

サムスンSDS・クク電子・NSショッピング年内上場、外国企業5社も加勢 

  • サムスンSDS、リハンなど 韓国公募株が沸く
去る8日、サムスンSDSのメガトン級上場発表に続き、圧力鍋で有名なクク電子と自動車部品メーカーのリハンが上場を準備するなど、韓国内公募株市場がそわそわしている。特にカカオがダウムコミュニケーションを通じて上場することを決定し、株式公開(IPO)に対する投資家の関心がより一層高まっている。

金融投資業界によると29日、今月までにBGFリテールなど、7つの上場企業に押し寄せた公募規模は3500億ウォンに達した。これは昨年の同じ期間の公募規模(2508億ウォン)をかるく跳び越えるだろう。特に公募規模は、△少なくとも1兆ウォン以上と予想されているサムスンSDS、△2000億~2500億ウォン規模のクク電子、△1000億ウォン前後のNSショッピングが上場を控えており、今年の全体IPO公募規模は2兆ウォン以上になる見通しだ。大型のIPO企業が多いことが目立つ。

昨年(1兆3090億ウォン)より50%以上増えた数値だ。公募株申込過程でもオーイーソリューション(1253.41対1)と韓国情報認証(922対1)などが、例年は見るのが難しい熾烈な競争率を記録した。

企業公開は2010年の9兆4226億ウォンまで増えたが、韓国株式市場の沈滞局面から2012年(28件・1兆73億ウォン)、2013年(38件・1兆3090億ウォン)と大幅に減少したことがある。公募株市場が活力を取り戻すことで、今年に入って企業買収目的会社(スペック)を除いた5つの上場企業の公募株の収益率(公募比初日終値)は85.5%に達している。このような収益率は2012年の22.6%、2013年の45.1%に比べて大幅に増えた。公募株ファンドもまた、収益率も安定した状態だ。公募株とファンドの収益性が高まり、投資家がより一層公募株投資への関心を高めている。

5社以上の海外企業も、韓国証券市場への上場を準備している。英国企業のコンテンツメディアとフィリピン企業のフィリピンBXTが今年上場される予定であり、中国の同仁堂、豪州のFast Future Brands、スイスのM-BIZ GLOBALもまた今年末の上場を準備している。

国内公募株市場の拡大は、米国や香港などグローバルIPO市場の活性化と軌を一にしている。来る8月、全世界のIPO市場で最大魚に挙げられる中国のインターネット商取引企業アリババがニューヨーク証券取引所の上場を控えている。

中国最大の動画サービス会社の「迅雷(Xunlei)」と、中国最大のレンタカー会社「神州租車」もそれぞれ米国と香港での上場が予定されている。現代証券の関係者は、「公募株投資は比較的安全に収益を出すことができる方案の一つ」とし、「企業価値と市場評価、公募価などを綿密に計算して見た後に投資すれば、リスクは大きくない」と助言した。

■ 用語説明
公募株:企業が株式市場に上場されたとき、一般の人から申込を受けて配分された株式をいう。
  • 毎日経済_ヨン・ファンヂン記者/クォン・ハヌル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-29 17:32:26




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