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数字経済 > マーケット > 韓国マッコリ、香港の味覚を惑わせた
韓国伝統酒のマッコリが香港人の味覚を惑わせている。伝統酒専門企業「麹醇堂(クッスンダン)」の「麹醇堂サル(米)マッコリ」が、香港の現地有名流通業者である「759ストア」で酒・ワイン・ビールなどを抜いて一日間の販売1位の酒類製品として登りつめたということだ。
麹醇堂側によると、麹醇堂の香港地域への輸出は2011年に1万ドル分のマッコリを初めての船積として始めて以降、毎年爆発的な成長の勢いをみせている。とくに、今年初めから酒類取扱業者と流通業者など、現地人を対象にした業者でマッコリの注文量が爆発的に増加しており、今年は年間50万ドル程度のマッコリが輸出されるものと予想され、2011年に比べ50倍増えるものと期待している。
韓国のマッコリが香港で人気を集めている理由は、香港現地で吹いている韓流ブームがマッコリブームに一助したものと分析される。また、香港が米文化圏としてマッコリの原料である米に慣れ親しんでおり、香港現地人の飲酒文化が高度酒よりは低度酒を楽しみ、食べ物とともに相手と意志疎通を目的とする香港特有の酒類文化がマッコリとも調和するからだという分析だ。
麹醇堂海外事業チームのキム・ソンジュンチーム長は、「マッコリが香港市場でビールやワイン・酒を抜いて販売1位に登りつめたのはとても意味のあること」だとし、「とくに、香港の759ストアは現地人が主な顧客で、輸出が本格化されれば香港内でのマッコリの人気と関心は、中国市場にも肯定的な影響を与えるものと見ている」と明らかにした。
- 毎経ドットコム_イ・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-02-11 10:44:45