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数字経済 > 企業 > サムスン電子、UHDTV(超高精細テレビ)「次世代テレビ、われわれが席巻」
サムスン電子がUHDTV(超高精細テレビ)市場に向けた勝負手に出た。サムスン電子関係者は27日、「来年と再来年など、当分はUHDTVが市場の大勢と考えて、本格的な市場攻略に出る方針」と明らかにした。
サムスン電子は年初にラスベガスで開かれるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)に、80インチ以上の大型UHDTVを含めたUHDTVの新製品を大挙初公開する予定だ。現在、UHDTV市場は日本のソニ-が1位を占めているが、サムスン電子は来年を基点にソニ-を抑えて市場1位を占めるという目標を掲げた。
サムソン関係者は、「長期的にはOLED(有機発光ダイオード)テレビ市場を先行獲得するという計画だが、これは2015年以後とにらんでいる」とし、「いったんUHDTV市場で勝負をつけるわけだ」と語った。
サムスン電子のUHDTVはアメリカとヨーロッパの主要マガジンで相次いでUHDTV評価1位に選定されるなど、来年の攻撃的な市場攻略に向けた基盤をかためている。
イギリスの著名日刊紙TechRadarで「F9000」モデルが満点を得たのに次いで、オーディオ・ビデオ専門雑誌のWHAT HIFI誌でもサムソンUHDTVがテストウイナー(Test Winner)に選定された。