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数字経済 > 統計 > 年金貯蓄の月受給額が28万ウォンにとどまる
昨年、年金貯蓄加入者が今後受ける年金受給額が月平均28万ウォンにとどまり、国民の老後の備えが不十分だという警告が出てきた。
金融監督院は17日、昨年の年金貯蓄納入状況を調査した結果、同年の加入者(件数基準、41万992件)の年金受給額は年間1兆3595億ウォンで、1契約当たりの平均年金受給額は331万ウォンだと明らかにした。月単位の年金受給額が28万ウォンに過ぎないということだ。
年金貯蓄保険、年金貯蓄信託、年金貯蓄ファンドなどに区分されている年金貯蓄商品は、5年や10年の最低納入期間(2013年3月以降加入件基準)が経過するか、満55歳を過ぎると年金を受け取れる。
金融監督院の関係者は、「年金貯蓄の月平均の年金支給額(28万ウォン)では、基礎生活費をカバーすることができず、確定期間型契約の平均年金受給期間(6.4年)も、平均期待寿命(2014年基準、82歳)に比べて短い」と指摘した。国民年金と年金貯蓄の両方に加入した場合、月平均支給額もやはり61万ウォンで、1人あたりの老後生活費(99万ウォン)の62%にとどまる。