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サムスングループの支配構造改編シナリオ、サムスンエバーランド 来年上場

エバーランド・サムスン物産の合併に重きを置いて...サムスン生命保有の持分整理の急流 

  • サムスングループの支配構造改編シナリオ、サムスンエバーランド 来年上場
サムスンエバーランドの上場推進の発表とともに、サムスングループの経営権継承と支配構造の改編作業がさらに速度を加えるものと見られる。李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長が1ヶ月近く入院している状況も、このような展望に重きを置かせる。経営権の継承過程で、サムスングループは持株会社体制に転換するだろうという分析が最も有力だ。KDB大宇証券は3日、サムスンエバーランドがサムスン物産と合併し、他の系列会社を支配する形態で持株会社体制に移行すると予想した。

KDB大宇証券のチョン・デロ研究員は、「サムスンが持株会社に転換する義務は無いが、持株会社体制を通じて電子・生命など、グループ内の核心系列会社に対する支配力を高めることができ、今後の系列分離や経営権の承継でも有利でありうる」と語った。

また、サムスン電子を中間持株会社として作って電子系列会社を支配して、サムスン生命を中間金融持株会社に転換して金融会社を管轄できると分析した。

一部では、サムスン電子から分割したサムスン電子ホールディングスとサムスンエバーランドが合併し、持株会社「サムスンホールディングス」を設立し、グループの全系列会社を支配する案も提起されている。

支配構造の改編とともに、金融系列会社の株式を単純化する課題も急がれる。究極的には製造業の系列会社と金融系列社間の持ち株関係を切って、長期的に金・産分離の問題に対応するというものだ。

すでに昨年12月、サムスン生命がサムスン物産とサムスン重工業が持っていたサムスンカードの株式を、2641億ウォンですべて買い入れた。去る4月にはサムスン電気とサムスン精密化学・第一企画・サムスンSDSが持っていたサムスン生命の株式を、3249億ウォンで得て第三者に売却した。

最も大きな宿題は、サムスン生命が持っている7.2%のサムスン電子の株式を、別の系列会社に移管する作業だ。これが終われば金・産分離の基礎が整えられる。

現時点では、李健煕会長一家のサムスングループの経営権を弱体化させずに、サムスン生命がサムスン電子の株式をすべて処分するには、12兆~14兆ウォンの莫大な資金が必要と推定される。このことから、いわゆる金融と非金融系列会社のあいだの「小枝」をすべて整理した後、最後の段階に入ってサムスン生命がサムスン電子の株式を処分しないはずがないというのが市場の推測だ。

昨年末から最近まで、息を切らして進められてきた事業構造改編と株式の整理作業の他の一方の軸は、サムスングループ全体を電子・化学部門、財務部門、建設部門などに区分して整理する内容だ。

サムスンSDIと第一毛織が来月の合併を控えており、今月中にサムスン総合化学がサムスン石油化学を合併し、電子・化学部門の垂直系列化が仕上がる。昨年、サムスン生命がサムスン物産・サムスン重工業の持っていたサムスンカードの株式を買い入れて、去る4月にサムスン生命はサムスンカードが保有していたサムスン火災の株式を買い入れた。サムスン電機、サムスン精密化学、第一企画、サムスンSDSなどが持っていたサムスン生命の株式を売却することにより、金融系列会社の株式の整理もある程度行われた。

残ったのは建設部門だ。昨年、サムスン物産がサムスンSDIからサムスンエンジニアリングの株式204万株を1131億ウォンで買収し、建設部門の事業構造の改編が開始されたようだったが、それ以後は追加の動きがない。業界では、サムスン物産とサムスンエンジニアリング、サムスンエバーランド、サムスン重工業などに散在している建設事業を一つに合わせ、シナジー効果を極大化するのではないかという展望が出ているが、まだはっきりとした輪郭は現れていない。
  • 毎日経済_イ・ヂンミョン記者/チョ・シヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-03 17:25:50