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生活難で積立金・保険をすべて崩す…今や住宅年金までをも引き出して使う

10人のうち4人が引き出し可能商品に加入…1年間で2倍に増加 

  • 生活難で積立金・保険をすべて崩す…今や住宅年金までをも引き出して使う
住宅年金加入者の10人のうち4人が、年金の一部を「事前に引き出して」使える方式を選択していることが分かった。不況が長期化し、積立金や保険を崩す金融消費者らが大幅に増える中、安定的な老後のために積み立てする住宅年金も事前に受け取って使うという人々が大幅に増えている。

8日、住宅金融公社によると、住宅年金を事前に引き出して受け取る方式の加入者割合は、去る3四半期末現在で40%に達することが分かった。これは、2014年から今年の第1四半期までに記録した20~21%水準を2倍近く上回る数値だ。住宅年金加入者が住宅担保融資や結婚資金などのために、老後の年金よりも目先のまとまった金を選択する傾向が濃くなったということだ。

住宅年金は、住宅所有者が住宅を担保に預け、生涯あるいは一定期間、毎月年金方式で老後の生活資金を受ける金融商品だ。一方、不況の傾向で今年の上半期に保険会社が顧客に支給した解約還付金も14兆7300億ウォンを記録し、前年同期比で7000億ウォン増えたことが分かった。このような傾向が続けば、今年の保険解約還付金の規模は、2002年に関連統計を作成して以来、最大規模になるものと見られる。
  • 毎日経済 ノ・スンファン記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-09 09:21:31




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