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数字経済 > 統計 > 5年9か月ぶりの最高値 100円=996ウォン
対ドルで円が弱くなり、100円あたりウォンが2008年9月以来、5年9ヶ月ぶりに最高値を記録した。世界市場で日本企業と競争する国内企業の輸出戦線に危機感が高まっている。4日、ドルを基準に換算したウォン・円相場は、午後6時の時点で100円あたり996.78ウォンを記録した。この日の対ドルでの円は場中で102.7円まで上がることもあった。
終値の直前高点は、今年の1月2日に記録した997.44ウォンだった。去る5月13日にも100円あたりウォンは3桁の999.41ウォンを記録した。これより以前は2008年9月8日の、100円あたり994.85ウォンが最も高かった。
地方選挙によってソウル外国為替市場でウォンの取引が成立しないなか、国際外国為替市場では対ドルで円が下落して、円対比でウォンも上がった。
去る3日、100円あたりウォンは1000.1ウォンで取引を終え、ぎりぎりで3桁にまではならなかった。この日、ドルあたりウォンも前日対比で小幅ダウンし、ドルあたり1023.1ウォンで取引を終えた。5日にソウル外国為替市場が開場すると、100円あたりウォンが3桁を維持する可能性が高い。市場は100円あたりウォンの3桁がどれだけ維持されるのかに興味を持っている。
これまで円あたりウォンの3桁が防衛線のように見なされて、2008年9月以降は二日以上ウォンの3桁が維持されたことは無いからだ。100円あたりウォンの3桁が続けて維持される場合、為替当局もこれを容認するものと解釈される。
専門家らは5日(現地時間)に開催される欧州中央銀行の会合でどのような政策が出てくるかにしたがって、為替レートの方向も影響を受けるだろうと見ている。
- 毎日経済_イ・ドクチュ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-06-04 17:41:35