自動車用鋼板市場をめぐって韓・日が「正面対決」

ポスコがタイに工場...JFEスチールはインドネシアのラインで反撃 

アジアの自動車用鋼板(以下、車鋼板)市場で熾烈な「韓・日戦」が繰り広げられている。

全世界で最も速い成長を見せているアジアの自動車市場に合わせ、韓・日の代表的鉄鋼会社が相次いで車鋼板の生産能力増強に乗り出している。現在、韓国の代表選手であるポスコが一歩先を行く状況で、新日鉄鋳金・JFEスチール・神戸製鋼所など、日本の代表3社の反撃が手強い。

ポスコは年内、タイ南東部ラヨーン県のアマタシティー工業団地に亜鉛メッキ鋼板工場(CGL)を着工し、2016年から本格的に稼動する計画だ。

CGLは高級車の外板材として使用される亜鉛めっき鋼板を専門に開発・生産する、車鋼板の主要生産ラインだ。

タイのCGLは世界の自動車メーカーの需要に合わせ、年間45万トンの車鋼板を製造することになる。ポスコはすでにインドと中国の広東地域でCGLを本格的に稼動して、車鋼板市場で強者として君臨している。ポスコは2012年5月、インドのマハーラーシュトラ州のVile Bhagad産業団地にインドCGLを、昨年4月には中国・広東省の仏山市順徳区開発公団に中国広東CGLをそれぞれ設立して車鋼板を製造している。

2つの工場を合わせると年間45万トンずつ、車鋼板を製造できる。広東CGLの活躍が目立つ。広東CGLは昨年、ゼネラル・モーターズ(GM)から12の、上海フォルクスワーゲンから3つの規格品質認証を完了した。ポスコは昨年12月、インドで電気鋼板工場を竣工して稼動中であり、新たに冷延鋼板工場を建設してすべての高級鋼板の生産ラインを構築する計画だ。

状況がこのようなことから、日本代表の鉄鋼会社もあわただしくなった。アジアでの車鋼板の生産能力を増やすための投資に乗り出しているわけだ。

国内外の鉄鋼業界によると、日本第1位の鉄鋼メーカーである新日鉄鋳金は、400億円を投資して建設したインドの車鋼板工場を先月から稼働した。新日鉄鋳金はインドのタタ・スチールと合弁で、インドに車鋼板工場を建設した。この工場は年間60万トンの車鋼板を生産できる能力を備え、トヨタのインド工場に直接供給する予定だ。

新日鉄鋳金は巨大市場として急浮上しているインドネシアで、国営企業のクラカタウ・スチールと車鋼板工場を建設するために協議中であると伝えられた。

もちろんポスコもクラカタウ・スチールとインドネシアの車鋼板工場の建設のための協議を進めている。

日本の第2位の鉄鋼メーカーであるJFEスチールは、インドの3大鉄鋼会社であるJSWスチールと共同でインドに車鋼板工場を建設し、先月から稼働に入った。JFEスチールは2010年にJSWスチールの株式14.99%を900億円で買収している。インドネシアでも2016年稼動を目標に、車鋼板工場を建設している。

神戸製鋼所も中国の鞍山鋼鉄集団との合弁で、車鋼板工場を2016年に完工すると伝えられた。神戸製鋼所は今からアジアでの車鋼板の生産能力を高めるために、積極的に投資に乗り出すものと予想される。
  • 毎日経済_ホン・ヂョンソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-04 17:16:47